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堀江貴文「英会話にWould、Couldなんて必要ない」 英語習得に欠かせない3つの実践的メソッド

東洋経済オンライン / 2024年7月27日 17時0分

考えてみてほしい。日本に来た外国人たちが拙い日本語であなたに話しかけたときのことを。あなたは彼らを怖がらせるだろうか。言葉が拙いからといって、睨みつけたりするだろうか。そんなこと、あなたがするはずない。

自分のホームタウンであるにもかかわらず、ビクビクしているのは、むしろあなたのほうなのだから。もし逆にあなたが外国に行き、道に迷い、終電を逃し、ホテルに帰るに帰れないという事態に陥ったらどうするだろう? 言葉の違いなんてどうでもいいから、誰かに助けてほしいと思うはずだ。

本当に大切なのは、高度な英語力ではない。人間の中身だ。拙い英語でも伝えようとする行動力のほうだ。

「英語」というキーワードが常に念頭にあるあなたなら、道に迷っている訪日外国人を見て、話しかけなくてどうする。あなたの小さな不安なんて、吹けばすぐに飛んでいくレベルだ。

英語の基本が身についてからと、先延ばしにするのではなく、今すぐにでも外国人と接点を持とう。外国人とコミュニケーションを取ることが、英語だけではなく、あなたにとっての人生の勉強の1つなのだ。

POINT:準備なんか要らない。書を捨て、町に出よう。

会話を「Yes」や「No」だけで終わらせない

中学英語でいい。ブロークンな英語のままでいい。どんどんネイティブと話すために外に出て行こう。それが英語の多動力だ。そのためにより効果的に自分の英語力を進歩させられる心がけについてここでは話したい。

例えば、Do you usually write your name with Kanji?(あなたは普段、自分の名前を漢字で書くのですか?)と聞かれたら、あなたはなんと答えるだろうか。僕もかつては同じだったが、たいていの人がYes. と答えるだろう。それで相手が納得すれば、コミュニケーションは取れている。でも、口にしたのはYes.だけだ……。

このように、唐突にネイティブに質問されると、とにかくYesなのかNoなのか、自分の意思だけでも早めに伝えたくなる。でも英語を本気で身につけたいのであれば、この時点でフルセンテンスをしっかり返答することを意識するといい。

つまり、Yes, I usually write my name with Kanji.(はい、私は普段から自分の名前を漢字で書きます)と、Yesの後をきちんと言うのだ。

正直めんどくさい。でも、これを心がけることで、質問された場合に限らず、自分から英語を話すときの英文組み立て能力が高まる。

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