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入社試験に挑戦!「お弁当のおかず当て」クイズ 判断推理の問題、実際にチャレンジしてみよう

東洋経済オンライン / 2024年8月5日 13時0分

これは、4人それぞれのお弁当に何のおかずが入っているのかを当てる問題です。

そこで、4人の名前と、それぞれのおかずの有無を整理するために、次のような表を用意してみましょう。おかずの種類は頭文字で表しています。

※外部配信先では図を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

次に、問題文に書かれている条件を整理してみましょう。前提として、

条件1:どの子供のお弁当にも3種類のおかずが入っている。
条件2:向かいの人と同じおかずは1つも入っていない。
条件3:隣の人と同じおかずが少なくとも1つある。

というルールが守られている必要があります。また、おかずについてわかっていることが4つあるので、それぞれを条件4〜7と呼ぶことにします。

条件4:Aには、ハンバーグとポテトサラダが入っていた。
条件5:Bには、Aと同じおかずが2つあった。
条件6:Cには、トマトと春巻きが入っていた。
条件7:Dには、春巻きもブロッコリーも入っていなかった。

このうち、まずはわかりやすい条件4・6・7を表に書き込んでみます。入っているおかずを○、入っていないおかずを×で表すと、表は下図のようになります。

次に条件1・2について考えてみましょう。条件1より、ひとりのお弁当には3種類のおかずが入っています。条件2より、向かいの人が持っているおかずは入っていないことがわかりますが、おかずの種類は全部で6種類なので、向かいの人に入っていないおかずはすべて入っていることがわかります。

例えばAとCは向かいに座っているため、Aで○のおかずはCで×になります。同じように、BとDは向かいに座っているため、Dで×のおかずはBで○になります。これを表に反映すると下図のようになります。

状況がひとつに定まらない場合はパターンを分ける

残るは条件3・5ですね。条件5より、BにはAと同じおかずが2つありますが、Bのおかずのうち春巻きはすでにAのお弁当には入っていないことがわかっているので、残り2つのおかずはAのお弁当にも入っているとわかります。つまり、ブロッコリーはAのお弁当にも入っているのです。

Bの残り1つのおかずは、Aのお弁当と共通のものになるので、ハンバーグかポテトサラダかの2パターンに絞ることができます。

まず、場合分け①について考えてみましょう。条件1より、すでに3種類のおかずが決まっているAとBについて、残りのおかずがすべて×だとわかります。

そして、条件2より、向かいの人と同じおかずは1つも入っていないので、AとBのおかずが決まれば、その向かいに座るCとDについてもおかずが決まります。

ここまで条件3を使っていませんが、条件3も問題なく満たしていることがこの表から確認できます。

正解は?

次に、場合分け②についても同様に考えて表を埋めると、下図のようになります。この場合も条件3を使っていませんが、問題なく満たしています。

このように、条件を満たすおかずの組み合わせは2パターンありますが、その両方を満たす選択肢は「1. AとBのお弁当には、どちらもブロッコリーが入っていた。」のみです。したがって、正解は1.となります。

みなさんは、無事に正解に辿り着けましたか? ぜひほかの問題にも取り組んでみてくださいね。

西岡 壱誠:現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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