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台湾半導体TSMC、「AI半導体」受託製造で独り勝ち 4~6月期決算は売上高40%増、純利益36%増

東洋経済オンライン / 2024年8月8日 19時0分

AI半導体の受注急増を受け、TSMCの先端プロセスは生産能力が逼迫している。今後の生産能力増強について、魏氏は次のように語った。

「すでに発表済みの生産能力倍増計画を、予定通りに進めていく。足元の生産能力不足は2025年まで続くが、2026年には緩和するだろう」

TSMCの今後の投資計画について、同社CFO(最高財務責任者)の黄仁昭氏は決算説明会で、2024年通期の予想投資額のレンジを以前の280億~320億ドル(約4兆3948億~約5兆226億円)から300億~320億ドル(約4兆7087億~約5兆226億円)に引き上げると明らかにした。

その7〜8割を先端プロセスの研究開発に投じ、AI半導体のさらなる需要拡大に対応するのが狙いだ。

「わが社は(先端プロセスへの)継続的な投資を通じて、顧客の事業拡大をサポートしていく」。黄CFOはそう述べた。

(財新記者:劉培林)
※原文の配信は7月18日

財新 Biz&Tech

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