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「中丸雄一の不倫」久々に世間を怒らせた"3要素" 過去に猛批判を受けた「不倫騒動」との共通点

東洋経済オンライン / 2024年8月8日 15時6分

これらの発言から「中丸さんは、路上ナンパも、女性を繰り返し誘うことも、ホテルでの密会も常習者ではないか」とみなされても仕方がなく、「魔が差した」という釈明が通用しないものでしょう。ある意味、性行為の有無よりも罪深いのかもしれません。

好印象からのマイナスギャップ

さらに人びとから問題視されているのは、その罪深い行為がこれまでのイメージとは真逆であること。もともと中丸さんは個性の強いKAT-TUNの中では「穏やかで優しい人」というイメージがありました。

中丸さんは日曜朝の情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)でさまざまなテーマにコメントしたり、土曜朝の旅バラエティ『旅サラダ』(ABC・テレビ朝日系)のレポーターとして全国各地の地元住民とふれ合ったりなど、高い好感度をキープ。

その他でも、早稲田大学のeスクールに入ったり、漫画家デビューしたり、YouTubeチャンネル「よにのちゃんねる」の動画編集を担ったりなど、地道な努力を重ねる人柄が支持されていました。

そんな好イメージを象徴していたのが今年1月の結婚発表。当時は妻の元日本テレビアナウンサー・笹崎里菜さんに「いい旦那になりそう」「見る目がある」「勝ち組」などと称える声がネット上にあふれていました。

その点、今回の記事で人びとの頭をよぎる嫌悪感は不倫疑惑に対するものだけでないのでしょう。「視聴者には見せない裏の顔があった」「今までだまされていた」というマイナスギャップを感じさせた分、数ある不倫疑惑の中でも嫌悪感が大きくなってしまうのです。

これこそが中丸さんの不倫疑惑が「個人の問題」「犯罪ではない」で済まされづらくなっている1つ目の要素でした。

過去に「裏の顔があった」「だまされていた」という好イメージからのマイナスギャップで厳しい声を浴びたのがベッキーさんとファンキー加藤さん。2人の不倫報道から現在までの歩みを見る限り、「不倫とは縁遠かったイメージの芸能人が、再び好感度を得るためには長い時間がかかる」という厳しい道のりがうかがえます。

また、中丸さんに話を戻すと、報道前後の対応も好イメージからのマイナスギャップにつながった感がありました。まず、報道前に活動休止を決めて、それが報じられたこと。さらに報道後に発表されたコメントでも具体的な言及を避けたことが、「逃げた」という印象を与えてしまいました。

これまで中丸さんは『シューイチ』で不倫などのスキャンダルにもコメントしてきただけに、「自分のことになると逃げる人だった」というマイナスギャップを感じられても仕方がないでしょう。

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