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主語と述語はどれ?「読解力」向上するクイズ 学校でも仕事場でも言葉を読み解く力は重要だ

東洋経済オンライン / 2024年8月30日 17時0分

読解力を身に付けるにはどうすればよいのでしょうか(画像:東大カルペ・ディエム)

学校でも、仕事場でも求められる「読解力」。どのように身に付ければよいのでしょうか。『小学生が5日でできる 東大式 超速!読解ドリル』を上梓した、東大カルペ・ディエムの西岡壱誠さんがクイズを出しながら、読解力の身に付け方のコツをお話しします。

読解力、どう身に付ける?

みなさんは、「読解力」に自信はありますか?

【写真】『小学生が5日でできる 東大式 超速!読解ドリル』(西岡壱誠著)では、読解力の身につけ方を解説

文章を読んで「ああ、大体こんなことを言っているんだな」と理解するための読解力は、日常生活から仕事まで、多くの場面で求められています。

仕事のミスが増えていると感じる中で、「最近、忙しそうじゃないか」と上司から言われたときには、たんに忙しさを確認されたのではなく、「もしかして、『ミスが多くなっているから、1つひとつの仕事をもっと丁寧にやったほうがいい』と言いたいのかも……」と想像することもできます。

このように、言葉の表面だけではなく「相手が本当に言いたいこと」を読む能力も、読解力の1つです。

読解力を身に付けるうえで、いちばん大切なのが「主語・述語」です。この記事では、東大生が考えた、解くだけで読解力が身に付く「主語・述語」のクイズをご紹介します。みなさんは全問正解できますか? ぜひ、試してみてください。

文章は基本的に、「誰が・誰は」「何が・何は」にあたる言葉(主語)と、その主語が「どうした・どうする」にあたる言葉(述語)から成り立っています。「私は走った」という文章なら、「私は」の部分が主語で、「走った」の部分が述語です。

そして、主語・述語の組み合わせに、それを詳しく説明する言葉である「修飾語」がくっついて、文が構成されています。たとえば、「私は力強く走った」なら、述語の「走った」を「力強く」が修飾しています。

どれが主語と述語?

文章の「主語」と「述語」を正しく読み取る力を身に付けることができれば、長くて難しい文章も、正しく読み取ることができるようになります。さっそく例題をやってみましょう。

問題①:次の文の「主語」と、対応する「述語」はどれでしょうか?
彼は駅で売られていたプリンを買ってくれた。

先ほどお話ししたように、主語は「誰が」、述語は「どうした」にあたる言葉です。主語はおわかりですか? そう、「彼は」ですね。では、このうち述語はどの部分でしょうか?

正解は、「買ってくれた」です。この述語は、動詞の「買う」に、「〜(して)くれる」という補助動詞がくっついたものです。補助動詞はこのほかにも、「〜(して)もらう」、「〜(して)くる」「〜(して)いる」など、いろいろな種類があります。

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