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平手友梨奈「事務所社長から拘束」プロモの危うさ 移籍の布石?も、得策とは言いにくそうな理由

東洋経済オンライン / 2024年8月30日 18時40分

この投稿には、写真も添えられている。白い壁に囲まれた、部屋の隅で、白い服に身を包んだ平手さんが、首と胴体をベルトで縛られている。平手さんはいすに腰掛けているようだが、両手は袋で覆われ、その表情はどこか諦めを帯びているような印象を受ける。

クラウドナインは、「歌い手」のAdoさんをはじめ、アーティストを多く抱える事務所だ。そんな新進気鋭のプロダクションを率いる千木良氏の投稿とあって、クラウドナインを新天地とするのではないかとの予想が続出した。

一方で、「拘束」という表現と、実際に体を縛り付けられている写真が掲載されていたことから、プロモーションとしては「やりすぎなのでは」といった指摘も相次いだ。

本人のインスタグラムにも「拘束」写真

臆測が広がるなか、8月20日、平手さんのインスタグラムに、いすに座り「拘束」されている様子の写真が投稿された。

斜め下を見つめる平手さんは、舌を出しており、千木良氏のX投稿とは、同じシチュエーションながら、別ショットである。

そして8月28日には、平手さんのXに1枚の写真が投稿された。そこには、ベルトが結ばれている1脚のいすが写る。この写真だけを見れば、何のことやらといった印象だが、これまでの経緯と照らせば、対をなすようなものと思える。

インスタもXも、文章なしの写真単体で投稿された。しかしNAECOを離れてから、初となるSNS投稿とあって、「拘束から解き放たれた」と考えるファンの期待は高まっている。しかしながら8月30日午前時点で、クラウドナイン社の公式サイトには、平手さんが所属したとの情報は載っていない。

ここまで触れてきた経緯からすると、千木良氏と平手さん、どちらのXポストも「事務所移籍の匂わせ投稿」と考えられる。こうした「匂わせ」を駆使したプロモーションは、情報を小出しにするティザー広告の一環として、しばしば見られるものだ。しかし、今回については、あまり得策ではないと考える。

まずは文面から考えたい。千木良氏の投稿は「待ち合わせの10分前に必ずいる」「他人を大切に出来る子」と持ち上げつつも、「ドタキャンされたら困る」ため拘束したとしている。これまで一部週刊誌などの報道では、平手さんに遅刻やドタキャンといった傾向があると伝えられていた。

それを真っ向から否定する内容であるが、これによりプライドを傷つけられた各メディアが、さらなるスキャンダルを暴こうとする可能性もある。リスクを負ってまで、わざわざにケンカを売る必要があったのか、というのが、第一の疑問だ。

ネタ画像だとしても「不謹慎」指摘の恐れアリ

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