西川きよし｢自宅に掃除機が8台｣ある当然の事情 空気清浄機はなんと｢60畳に対応｣できる機種

僕が選んだ三菱の冷蔵庫は、ちょうどそのタイミングの製品でした。普通に買ったら定価40万円くらいの製品を、半額に近い20万円台で購入できました。これはかなりお得です。

国内で生産されている三菱の高品質や、搭載されている冷凍技術も購入の決め手になりました。

冷蔵庫の扉を閉めるときの感触ひとつとっても、質がいいものとそうでもないものは、軽自動車の扉とベンツの扉を閉めるときの違いほど、重厚感に差があります。

そこそこのお値段がする大型家電は、事前にリサーチして慎重に選びますよね？　だから、こうした情報って人に話すととても喜んでもらえます。

でも、これはあくまで庶民的な感覚の話。お金のことは気にしないから最新の物がほしいという人たちだって当然います。いわゆる"お金持ち"の皆さんです。芸能界にはそんなお金持ちが多くいます。

家電量販店ロケで「爆買い」する西川きよし師匠

ある日、朝日放送テレビの特番『きよしのサキドリヒットウォーカー』に出演しました。

MCを務める西川きよし師匠と、当時、M-1グランプリのチャンピオンに輝いて間もなかったミルクボーイの街ロケで、僕は家電量販店で家電を紹介する役目でした。

僕が勧めた製品の1つは韓国のメーカーの衣類ケア家電でした。クローゼットをコンパクトにしたような箱型で、中にスーツなどの衣類をかければ、花粉や染み付いた臭いを落としてくれてシワも伸びるという画期的な製品です。

スーツで漫才をしているミルクボーイにとって、きっと魅力的な製品のはず。これから多忙になることを思えば、衣装の管理ひとつにも手間がかかるでしょう。自宅にあると便利に違いありません。

撮影時はまだ、賞金1000万円は手にしていませんでしたが、これからもらえる予定だったミルクボーイの内海くんは、16万円するこの家電の購入をバシッと即決しました！　さすが、M-1覇者の風格です。

これは番組的にもいい見せ場になるな。

そう思っていたところ、きよし師匠もこの製品に興味津々な様子。「それなら、僕も買いますっ‼」と、負けじとばかりに前に出てこられる。

「いやぁ、師匠！　便利といえども16万の家電は即決に割と勇気がいりまっせ。ここは内海くんに花を持たせてあげてー！」。そんな僕の心の叫びも届きません。

師匠はさらりと「駒場くんも、いこ！」とくる。号令を受けて、ミルクボーイの駒場くんも購入することに。「そしたら3台やな！」。ご満悦で僕に言うきよし師匠。1台売れればすごいと思っていたけど、3台も⁉　紹介しがいがあるな。