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元メーカーのクレーム対応→コンサル転身の事例 2つの特殊な「ニッチ」を掛け合わせて考える

東洋経済オンライン / 2024年9月9日 12時0分

自分の経験が、他の人とどれだけ違うか確認して、その経験をどのようにしたらコンサルタントとして活かせるのか考えていきましょう(写真:KiRi/PIXTA)

前回の記事(経験ゼロでも「経歴の棚卸し」でコンサルになれる)では、コンサルタントになるには「ニッチ」な強みを見つける必要があることをお伝えしました。今回は、実際にコンサルタントとして活躍するための準備や「ナンバーワンニッチ」の見つけ方を、林田さんの著書『ニッチで稼ぐコンサルの教科書 40代から始める一生モノの仕事』から一部引用・再構成してお届けします。

コンサルタントとしての第一歩をはじめる

コンサルタントは、クライアントとなる企業の業績が良くなることが、自身の成果につながります。業績が向上することや会社の人事制度が整うこと、安定した経営ができるようになること、会社として成長し続けることをクライアント企業と一緒になって考えます。

顧問先企業のメンバーと、ともに汗をかいてやっていくことが何より喜ばれる仕事の仕方なのです。今まで経験してきたそれぞれのスキルを見極めて、どうやって自分のスキルを活かせるかを考えましょう。

どのようにすれば、お客様からも喜ばれて、自分もやりがいを持って仕事に取り組むことができるか、そして、会社員として働いていたころと同じ、またはもっと高い金額で、自分の知識をお金に換えることができるかをお伝えしていきたいと思います。

自分の経験が、他の人とどれだけ違うか確認して、その経験をどのようにしたらコンサルタントとして活かせるのか考えていきましょう。そのうえで、誰でもスタートできるコンサルタントの基礎を学んでデビューすれば、お客様から喜ばれるコンサルタントになれることは間違いありません。

まずは一社お客様を見つけるために、準備を始めましょう。

会社を作る際には会社名を考える必要があります。個人事業主として活動する場合は、屋号を考える必要があります。屋号とは会社名と同じですが、株式会社や合同会社がつかないタイプの会社名です。たとえば林田商店とか、林田コンサルタントグループとか、自由につけることができる名前です。

その際には、商標を確認して名前を付けましょう。商標をチェックするサイトが特許庁にありますので「J-Plat Pat」特許情報プラットフォームで検索します。まずはこのページでチェックして、自分で考えた商標と似た名前がないか、確認しましょう。

名前を考えて名刺やパンフレットを作ったあとに、他の企業がすでに使用している名前や類似した名前だったために、名前を変えるように言われてしまうケースもあります。

「ナンバーワンニッチ」という考え方

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