1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

「ボランティア休暇」の利用者が多いトップ100社 10万人以上の利用者がいたコロナ前の水準は遠い

東洋経済オンライン / 2024年9月13日 16時0分

2022年度のボランティア休暇制度は543社(比率43.2%)が導入し、社数は13年連続の上昇となった。ただ、導入比率は昨年の43.7%を下回り、比率上昇は6年連続で止まった。ボランティア休暇に対する企業の関心に温度差が出始めているようにも見える。

NPOと企業が共同でボランティア参加を増やす取り組み

そうした中、従業員のボランティア参加を促進する取り組みも始まっている。国際医療支援などを行う認定NPO法人ジャパンハートでは、医療分野以外の災害ボランティア研修を企業ごと(対象は従業員)に10月から有料で実施する。

この研修を担当する同災害支援・対策セクション責任者の高橋茉莉子氏は「災害発災時に非医療としてボランティア活動に参加できる人材を育成するだけでなく、自らが被災した際の減災に役立てることもできる」とメリットを語る。こうしたNPOと企業が共同でボランティア参加を増やす取り組みは今後広がっていきそうだ。

従業員がボランティア活動をすることで、企業のイメージアップが期待できるが、さらに効果が高いのが、社会課題解決への意識が高い従業員を育成できることだ。

企業は社会課題を解決することを求められる時代になっている。従業員の社会課題意識を高めることが10年後、20年後に大きな差になっている可能性は高い。多くの企業に従業員のボランティア参加を推進する取り組みを進めてほしい。

1~49位

51~100位

岸本 吉浩:東洋経済 記者

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください