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1でも0でもない、その間の数はどう表せばいい? 「分数」は割り算から考えると案外わかりやすい

東洋経済オンライン / 2024年10月2日 18時0分

「わかりにくい割り算をかんたんに表す方法」をご紹介します(画像:『ゼロからわかる! みるみる数字に強くなるマンガ』より)

子どもも大人も、多くの人にとって算数・数学は頭痛の種ではないでしょうか。それは、何を言っているのかわからない数字や記号が並ぶ問題をひたすらに解いてきたからだと思います。しかし、数字が本当に言おうとしていることを理解すれば、算数・数学もみるみるおもしろくなるのです。

そこで本稿は、韓国でもベストセラーの『ゼロからわかる! みるみる数字に強くなるマンガ』からの抜粋で、「わかりにくい割り算をかんたんに表す方法」について紹介していきます。

割り算をかんたんに表すには

「今日作った彫刻の数」を書く

0と1の間って、どう書けばいい?

「1個を2つに分ける」から…

「1÷2」は、ちょっと長いから…

上下に置いたら、すっきり!

「分数」が誕生した!

おかげでこんなにわかりやすくなった!

割り切れない割り算も、正確に表現できる

数学が苦手な人にとっては、数学は難しくて、つまらなくて、たいした使い道もないように思えるかもしれません。しかし、数学が伝えようとしているのは、ただの公式ではなく、その公式のなかに隠れている物語です。

【マンガ】割り算をかんたんに表すには

「数字」という言葉を理解すれば、数学はおもしろい

数学とわたしたちの間には、どうやら誤解があるようです。そしてその誤解は、「言葉」のせいで生まれます。

数学は人間とは違って「数字」という言葉を使います。数字は簡潔で正確ですが、わたしたちが普段使っている言葉のように、やさしかったり、おもしろかったりはしません。だから問題集を埋めつくした数字を見ると、イライラしてしまうのかもしれません。

でも、数学が本当に何にも言っていないわけではなく、わたしたちがその言葉を聞き取れていないだけなのです。

数学の言っていることを理解するためには、数学が数字を通じてどんな世界を見せようとしているのかを理解しなければなりません。大切なのは、「2×3の答えが6」ということではなくて、「2人の友人に3輪ずつの花をプレゼントするには6輪の花が必要だ」ということです。どんなに難しい公式でも同じです。

すべての数学的な事実は、わたしたちが暮らす世界を説明するために存在しています。だから、数字で埋め尽くされた問題集とにらめっこしてばかりでは絶対に数学を理解することはできないのです。

いままでのわたしたちは、数学とはあまり親しい仲ではありませんでした。「どうして?」と質問する暇もなく、ロボットみたいにたくさんの問題を解いてきたからです。

そういうつまらない問題たちは、一度放り投げてしまいましょう。そして質問してみるのです。高いところから数学をおろして、数学の目をよく見ながら「きみが本当に言おうとしていることは何?」と。

心の扉を開いて、いままで数学と交わすことのできなかった話をしてみることで、数学はみるみるおもしろくなるでしょう。

Team Story.G

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