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年収1500万「40代女性医師」のとんでもない婚活 プロフィールで惹かれた男性が次々と断わる

東洋経済オンライン / 2024年10月14日 13時0分

男性のことを「○○くん」と呼んでしまうクセもありました。お見合いで「○○くん、それ本気で言ってる? それがどうしたの?」などと言ってしまうので、その都度、私が相手にお詫びの電話を入れています。

さらに「結婚したら私の実家の○○県に住むよ」と、相手の意見も聞かずに言い切ってしまう。「だって、○○くんは私よりも稼げてないよね。実家なら家賃もかからない。私に付いてくるしかないでしょう」という発想です。

多くの方が「結婚相談所に入りさえすれば結婚できる、魔法使いのようにポンと結婚相手を用意してもらえる」と思っています。特に美咲さん、春菜さんのような高学歴、高収入の方は「自分は相手を選べる立場である」という思い込みが強い。

「私は優秀だから結婚だって簡単にできるはず。誰もが優秀な私と『結婚したい』と思っているはず」と思い込んでいます。しかし、それは勘違いです。

美咲さんにしても春菜さんにしても、カウンセリングではプライドを傷つけないように「あなたのような優秀な人はそうそういないので、あなた以上の人を探すことは難しい。だから、あなたを応援してくれる人を探しましょう」「相手を思いやることができなければ、結婚しても長くは続きませんよ」と、結婚は人生のパートナー探しであることを少しずつでもわかっていただけるように伝えています。

6000円のお茶代を男性が払おうとしたら

東大卒の40代女性・彩さん(仮名)は会社員で年収500万円。お見合い相手のことはいつも「自分にはもったいないくらい素敵な方でした」と言っています。

あるお見合いでは、ケーキセット1人3000円、計6000円を男性が支払おうとしました。通常、お見合いにかかるお茶代は男性が支払うことになっているのです。

しかし彩さんは、男性が自分よりも年収が低いのに「6000円はあまりに高い」と思い、「私の分は自分で出させてください」と申し出られました。女性でそんなに気が利く人はなかなかいないので、彩さんはすぐに成婚となりました。

彩さんのようなタイプはめずらしいですね。一般企業で上司や取引先にもまれて生き抜いてきた経験が役立っているのかもしれません。実際私の経験だと、「先生」と呼ばれることに慣れている士業の方よりも会社員の方のほうが、どちらかと言うと婚活がスムーズに行くことが多いように思います。

植草 美幸:恋愛・婚活アドバイザー、結婚相談所マリーミー代表

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