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iPhone16新搭載「カメラボタン」使いこなすコツ 現状ではまだまだ「残念なポイント」がある

東洋経済オンライン / 2024年10月17日 10時30分

iPhone 16シリーズ4機種に搭載されたカメラコントロール(筆者撮影)

2023年はProモデル限定で搭載された「アクションボタン」とは異なり、iPhone 16シリーズでは、全機種に新機能の「カメラコントロール」が搭載された。このカメラコントロールは、名前のとおりでカメラ機能を操るためのもの。いわゆるシャッターボタンに近い役割だが、アップルはここに感圧センサーと静電容量式センサーの両方を内蔵することで、スワイプによるズームなどの操作も可能にした。

【写真】指を離してから左右にフリックすると操作がしやすい

一方で、一般的なカメラのシャッターキーとは操作体系が違うこともあり、使い始めたときには、ややクセが強いと感じる向きもあるだろう。また、ワンプッシュでカメラが起動してしまうため、カバンなどにしまっている際に、勝手にカメラが立ち上がってしまう心配をする人もいるはずだ。

こうした不安や不満は、ある程度操作に慣れたり、設定を変更したりすることで解消できる。操作をマスターすれば、今まで以上にシャッターチャンスを逃しづらくなるはずだ。ここでは、そんなカメラコントロールを使いこなすための設定術を紹介していきたい。

ズーム操作は半押ししてから1回指を離すべし

カメラコントロールは、いわゆるシャッターキーに近い役割のボタンだ。初期設定の状態だと、同ボタンを1回クリックするとカメラが立ち上がり、もう1回クリックすると写真が撮れる。画面ロックされた状態から、そのままカメラを起動でき、シャッターチャンスを逃しにくくなるので便利だ。

iPhone 15シリーズのProモデルから搭載が始まり、iPhone 16シリーズで4機種の共通機能になったアクションボタンでも、カメラを設定すれば近いことはできるが、カメラコントロールは本体右側面の下にあり、本体を横位置で持ったときに人差し指が当たりやすい。位置が中央寄りのため、本体を横にしたとき、人差し指と親指で画面右を覆うように持つと操作がしやすい。画面に手が重ならないように持つと指が届きにくいため、持ち方を工夫するといいだろう。

基本的には写真を撮るために使用するカメラコントロールだが、ズームなどの操作も行える。カメラが起動した状態で、カメラコントロールを弱い力で軽く押す(ここではデジカメにならって半押しと呼ぶ)とズームバーが表示される。そのまま指を右にスワイプするとズームアウト、逆に左にスワイプするとズームインになる。

ただし、半押しの状態を維持したままこの操作をするのは少々大変。指にわずかな力を込めながら、左右に動かさなければならないからだ。うっかり力を入れすぎると、シャッターが切れてしまう。実は、この操作方法は必ずしも正しいとは言えない。半押ししたあと、指を離してみてほしい。そのままズームの操作パネルが表示され続けているはずだ。

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