時間術の本100冊から厳選「寝る前」の過ごし方9つ 反対に寝る前は「やらない方がいいこと」7つも紹介
東洋経済オンライン / 2024年10月19日 22時0分
やるべきことがたくさんあっても時間を有効活用して結果を出す人もいれば、目の前のことに追われいつも慌ただしくしているばかりで充実感を得られない人もいます。
その差は、いったいどこにあるのでしょうか。それを知るべく、時間術の名著100冊に書かれてあった共通のノウハウを洗い出し、ランキング化しました。
3回にわたって紹介します。
(本稿は、『「時間術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』から一部を抜粋・再構成したものです)
寝る前にいいこと9つ
仕事が終わってから寝るまでの夜の時間は、「1日の疲れを取る」「ぐっすり眠るための準備をする」ためにリラックスして過ごすことが大切です。
【イラストで見る】寝る前におすすめ!背中をほぐす”猫と牛のポーズ”
そこで、今回は時間術の名著100冊に書かれていた「寝る前にやったほうがいいこと」「やらないほうがいいこと」についてまとめていきます。
①寝る1時間前までに入浴する
温度は38度程度にして、10~20分間お湯に浸かって徐々に体を温める。40度以上のお風呂に入ると、交感神経を刺激しすぎて眠れなくなる。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、副交感神経が優位になると体がリラックスモードになり、交感神経が優位になると体を活動させる緊張モードになる。眠る前は、リラックスモードがよい。
②家族や子どもたちと遊んでコミュニケーションを取る
平日の寝る前は、家族との時間がゆっくり取れるタイミング。家族と語らい、コミュニケーションを取る。
③読書をする
ただし、刺激や不安をあおる内容、たとえばスパイ小説などは避ける。
④静かな自然音やジャズなどを聞く
ヒップホップなど刺激のある音楽は避ける。
⑤部屋を暗くする
寝る前は、間接照明が望ましい。部屋を暗くすると、眠くなるホルモン「メラトニン」(睡眠ホルモン)が分泌される。
間接照明がない場合は、小さな照明やアロマキャンドルで代用してもよい。
ちなみに、メラトニンは夜9時くらいから出始め、夜11時に眠くなるレベルになる。昼間はほとんど出ない。
⑥ストレッチやヨガ、瞑想、深呼吸をする
ストレッチやヨガなどの軽い運動は、筋肉をほぐし、体をリラックスさせる。
⑦悩みごとを書き出す
悩みがあると脳は休まらない。書いて頭の外に出す。
⑧夕食に鍋物を食べる
寝る前に体温を上げると眠りやすくなるため、夕食に鍋物や、キムチなどのカプサイシンを含むものを食べる。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
自律神経が整い、心もほぐれる「朝・昼・晩のルーティン」
PHPオンライン衆知 / 2024年12月25日 11時50分
-
植物療法士がすすめる、睡眠の質が上がる「就寝前の2つの行動」
PHPオンライン衆知 / 2024年12月19日 12時0分
-
よく眠れない原因は「自律神経の衰え」 加齢に伴う睡眠不足を解決するポイント
PHPオンライン衆知 / 2024年12月16日 11時40分
-
ネガティブ思考は行動で解消可能 精神科医が解説「心をラクにする3つの方法」
PHPオンライン衆知 / 2024年12月13日 11時50分
-
疲れているのに眠れない……熟睡できない人がやっているNG行動とは?
HALMEK up / 2024年12月5日 18時50分
ランキング
-
12025年の景気は「緩やかな回復が持続」…経済評論家・塚崎公義氏が予想
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月2日 9時15分
-
22025年 日銀「次の利上げ」はいつ? 「市場との対話」の改善は
日テレNEWS NNN / 2025年1月2日 15時0分
-
3SKY-HIが「上司には無邪気さが必要」と語る真意 若手部下とのコミュニケーションの極意とは
東洋経済オンライン / 2025年1月2日 8時0分
-
42025年「日本企業が直面する」3つの"本質的問題" ビジネス現場で増える「厄介な問題」解決法は?
東洋経済オンライン / 2025年1月2日 10時0分
-
5子どもの遊びに必要な「主体性」と「無意味性」 目的がないからこそ身に付く能力
東洋経済オンライン / 2025年1月2日 11時0分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください