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定年で退職金をもらった直後の「絶対NGな行動」 年金の「繰り下げ受給」で激変する老後マネー

東洋経済オンライン / 2024年10月19日 8時0分

それ以前にまず、そもそも自分が年金をいくらもらえるのか把握していない、「ねんきん定期便」が来ても見ていない、という人は多いと思います。そこがクリアでなければ計画も立てられない。

まずは基本情報を把握して、じゃあ繰り下げるといくらになるか、一度ご自身で計算されてみるといいのではないでしょうか。

高井:世の老後資金セミナーに出ていらっしゃるような方々だと、すでに資産もあって、ちゃんと計算すれば年金がけっこうもらえることもわかって、受給を繰り下げれば老後のお金の不安はほぼないはずですよね。

田島:実際、ファイナンシャルプランナーの方に老後のマネープランのシミュレーションをしてもらったのですが、50代まで資産運用をまったくしたことのない人でも「60歳から始めれば間に合います」とのことでした。

ただその時に柱になるものは何かというと、やっぱり年金受給の繰り下げなんですね。「下手に運用なんかに手を出すと食い潰すリスクもあるので、年金を信じてみるのが最も賢い手だ」とのことでした。

高井:そうですね。個人的には、退職金をもらって最初にやってはいけないことは「金融機関の営業マンに会うこと」だと思います。調べるのはいいけど、訳のわからない状態で営業トークを聞いて、勧められるままに金融商品を買うのはいちばんよくない。

田島:ただ、口座に退職金が入ると金融機関は電話してきますからね(笑)。まとまったお金が入ったから全部運用に回す、なんてことは最悪の手ですから、その前に把握する、計画を立てることが重要です。

田島 靖久:東洋経済 記者

高井 宏章:経済コラムニスト / YouTuber

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