1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

デニーズの「682円朝食」大激変に正直ビビった朝 メニューのリニューアルで、選択肢がグッと増加

東洋経済オンライン / 2024年10月19日 8時40分

主菜はセレクトモーニングをちょっとさみしくした内容となっています。スクランブルエッグは卵1個、ベーコンのみでソーセージなしではありますが、サラダもついて、主食はトーストか、ごはんとみそ汁かのどちらかを選べます。

トーストをセレクトした際は、ホイップバターとジャムの両方がついてくるので、半分をバタートースト、半分をジャムトーストとして食べられます。ごはんとみそ汁をオーダーした場合は、スクランブルエッグを半分はケチャップ、半分は醤油で食べるのもおすすめです。

実は一度メニューから姿を消した時期があり、「安すぎて採算が合わなかったのかな?」と、残念に思っていたのですが、今回のメニュー改変で内容も価格もそのままで復活しました。

個人的に「デニーズ」モーニングメニューの中で最もコスパが良いのが、このライトモーニングだと思っているので、多少の値上げはいたしかたなしとしても、今後もメニューに居座り続けてほしいところです。

居心地の良さもデニーズならでは

今回利用した店舗は、JR山手線など複数の路線が乗り入れるハブ駅前にある70席ほどの大型店舗です。以前から頻繁に利用しており、以前は程よく空いていたのですが、最近は朝から混み合っていることが増えました。

今回、日曜日の朝9時半に訪れたところ、店内は満席で入り口のウェイティングボードに名前を書いて順番待ちをする必要があるほど混み合っていました。

店内の通路のはしばしにキャリーケースが置かれており、利用客の半分ほどがインバウンドの旅行客のようです。右側の席では4人家族が英語で会話をしており、左側の席では2人の男性がフランス語で話しています。

「デニーズ」は、日本ではセブン&アイ・フードシステムズが運営していますが、もともとはアメリカの大手ファミリーレストランチェーンのため、「電車に乗る前にちょっと休憩」とか「お出かけするまえに腹ごしらえ」といったシチュエーションで、見知ったお店は入りやすいのかもしれません。

左側の席の男性2人が退店後、3人組の日本人女性が着席しました。地元民ではなく、推し活に来た友人グループのようです。近隣で開催される舞台を鑑賞に来たようで、推しの俳優の魅力や、自分たちの生き様について熱弁し、朝から大いに盛り上がっていました。

駅前という立地もあり、まわりには牛丼チェーンやカフェチェーンもズラリと並び、「デニーズ」よりも安く朝食メニューを提供している店がほとんどです。

「順番待ちしてまでデニーズで朝ごはんを食べたいのは、おいしさはもちろんのこと、店内の居心地の良さもあるんだろうなぁ」と、リラックスして会話を楽しむ彼女たちを通して「デニーズ」の魅力を改めて考えさせられた朝です。

【その他の画像も】「卵の焼き方まで細かく指定できる」「主食も7種類から選べるように」…。デニーズの朝食モーニングはこんな感じ

編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。

大木奈 ハル子:ブロガー・ライター

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください