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「サブウェイのワタミ」へ大転換、脱居酒屋の衝撃 現在の稼ぎ頭は宅食事業、65歳渡邉会長の本気

東洋経済オンライン / 2024年11月3日 7時45分

やや複雑な注文方法も課題の一つ。サンドイッチを選択し、パンや野菜を自ら選んでいく注文方法は、サブウェイ独特のスタイルだ。リピーターにとっては自分の好みに合わせてカスタマイズできる形式だが、初めて来店する人にとってハードルは高い。

現在は注文用のタブレットを導入したり、注文の流れ、順序を明確にしたりするなど工夫を凝らしている。今後、幅広い客を取り込む中で、デジタル化や注文方法の改善は積極的に取り組むべき課題になる。

また、現時点で物流や仕入れなど、宅食、居酒屋業態とサブウェイの目立ったシナジーはなさそうだ。あくまで独自に成長戦略を練る必要がある。

ファストフードながら、野菜を売りにしたサブウェイはマクドナルドなどのハンバーガーチェーンとは一線を画す存在だ。健康需要が高まる中で、サブウェイを選択する消費者が増えていく可能性は十分にある。サブウェイはワタミにとってまさに第二の創業、社運を懸けた戦いとなる。

金子 弘樹:東洋経済 記者

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