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第一印象を格段にアップさせる気くばりのコツ 「マインド」や「見た目」は戦略的に演出できる

東洋経済オンライン / 2024年11月15日 16時0分

初対面の際に効果的な“気くばりの心得”とは(写真:jessie/PIXTA)

ビジネスパーソンにとって、初対面の人に与える印象は重要です。では、どうすれば第一印象をよくすることができるのでしょうか。『「気くばり」こそ最強の生存戦略である』から一部抜粋・再構成のうえ、初対面の際に効果的な気くばりの心得をご紹介します。

自己開示で一期一会を良縁に変える

マインド面からお話しすると、「自己開示の意識」をもつことが重要です。要するにオープンマインド、心が開かれた状態で相手と向き合うということです。内側にこの意識があると、外側に表れるものも変わってきます。

【イラストを見る】笑顔を練習する方法

一番大きいのは、なんといっても、自然に「笑顔」になること。自然とこぼれる心からの笑顔を不快に思う人はいません。それだけで相手に好印象を残すことができるのです。

また、自己開示の意識があると、挨拶も自然と「自分から」になります。向こうから話しかけてもらうまで自分を閉じている「待ちの姿勢」ではなくて、こちらから先に心を開いて歩み寄る。これも好印象につながることは言うまでもないでしょう。

挨拶という漢字の「挨」という漢字は訓読みすると「挨(ひら)く」と読み、「拶」は「拶(せま)る」と読みます。これは、禅の「挨く、拶る」からきており、挨拶というのは「挨(自分から心を開いて)いて、拶(相手にせま)る」という意味の漢字なのです。

初対面時に笑顔とともに自らをオープンにすることで、相手はあなたについて、「この人とはこういう関係を築きたいな」というイメージを抱くようになります。こうして、一期一会が良縁に変わる扉が開かれるというわけです。

笑顔になるときに意識するべきパーツ

笑顔の効果は、あることを意識すると最大限にまで高めることができます。それが「目でも笑うこと」なのです。

よく笑顔の心得として「口角を上げよう」といいますが、それだけに専念するのは得策ではないでしょう。口角ばかり意識していると、「口元だけが極端に笑っている」というアンバランスな笑顔がクセになってしまうからです。

「目は口ほどにものを言う」なんて言葉もあるとおり、目は多くを語ります。ですから、口は笑っていても目が笑っていないと、そこに人は何か含みを感じ取り、「なんか怖い」「本当は何を考えているのかわからない」といった印象を抱かれかねません。

笑顔の練習をするなら、口元と目元、両方を一緒に鍛えてしまいましょう。簡単に口角を上げるためには、「大好き(イ)」「可愛い(イ)」「きれい(イ)」「カッコイイ(イ)」など、アイウエオの「イ」の発音で終わる言葉を言ってみましょう。そうすると、自然に口角が上がります。

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