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大人の香水選び、「秋のシーン」に合う7つの提案 香りを吹きかける瞬間に「心のゆとり」を楽しむ

東洋経済オンライン / 2024年11月16日 8時0分

「夏と比較して湿度が下がり、深みのある香りを使いやすくなります。トレンドでもありますが、とくにウッディ(木の香り)はおすすめです。モンクレール レ ソメの『ル ソルスティス』は、ウッディ系の中でも柔らかいサンダルウッドの息吹が感じられる香り。イリスアコードといってアイリスの花のような香りもあり、マウンテンウェアのブランドらしく、どこか山頂のひんやりとした雰囲気も感じられます」

さらに秋が深まったら、マティエール プルミエールの「サンタル オーストラル」。「ル ソルスティス」と同様にサンダルウッドとアイリスの香りという構成でありながら、あたたかみのある香りに仕上がっている。

「アーモンドミルクの香りが入ることで、少しとろりとしてクリーミーな印象になっています。寒さが増してきて、二ットなど服装が厚めになってきたころにピッタリです」

ウッディ系のほかに、バニラやキャラメルなどのお菓子のような甘さを感じる「グルマン系」の香りも、暑さがおさまってきた今の時期に合わせやすいという。

カフェでゆったり読書する日にまといたい香り

秋といえば「〇〇の秋」としてさまざまな過ごし方が思い浮かぶ。シーンに合わせた香り選びについても聞いた。

「例えばカフェでゆったりと読書をする日には、カフェとリンクさせてお茶の香りはいかがでしょう。キリアン パリの『インペリアルティー』はすっきりとくつろげるジャスミンティーの香り。メゾン クリヴェリの『ボア ダチャイ』は、こっくりとしたブラックカラントがアクセントのチャイの香り、五感に語りかけてくるような香りが特徴のブランドでもあります」

スポーツや旅行のシーンでも香りとともに

スポーツをするときは軽めの香りがよさそうなものだ。そこで少し切り口を変えて、ファッションスポーツブランド ラコステの「L.12.12」という提案も。スポーティーなシーンでスポーツブランドの香りをまとう、そんな遊び心も大人の余裕といえそうだ。

「秋に旅行を楽しむ方もいらっしゃると思います。旅行にもぜひ香りを持ち運んでほしい。私は旅行先に本を持っていきますが、本に挟む栞に香水をひと吹きしています。移動中の限られた空間で、自分だけが香りを楽しめますし、その旅の思い出がよみがえる香りにもなります」

周囲への配慮も不可欠、使い分けもおすすめ

年齢とともに、ファッションやアクセサリーはアップデートを繰り返してきたものの、香水はずっと同じだという人もいるのではないだろうか。

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