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イケアの「激安・100円モーニング」に感極まる朝 ある方法を使えば「脅威の75%オフ」に…!

東洋経済オンライン / 2024年11月16日 8時40分

フライドチキンは、コンビニのレジ前のチキンのようなサイズ感と見た目ながら、実は骨付きでした。肉は薄めで衣が厚め、表面はクリスピーでカリッと軽く、中の鶏もも肉はしっとり。こしょうとスパイスが効いたピリリとした味付けです。

初めて食べる「ベジタブルメダリオン」

ハッシュドポテトもソーセージも、フライドチキンもイケア以外でも食べたことがあり、食べる前から味の予想はついていたのですが、唯一食べたことがなかったのが、ベジタブルメダリオンです。

「これはなんぞや?」と恐る恐る食べたところ、なんともほっこり優しいお味。

平たく言うと、じゃがいも、玉ねぎ、ブロッコリーのパン粉抜きクリームコロッケという感じ。

ホクホクのじゃがいもと、火が通って甘い玉ねぎ、細かく砕いたブロッコリーを、しっとりこってりとしたクリームソースで包んで、まわりに粉をはたいてコイン型に成形したものを、オーブンで焼いてあります。

クリームソースがしっとりかつこってり濃厚で、食べ応えもありました。

サラダは、フリルレタスとミニトマトのみ。量も少なめで、どちらかというとお皿を鮮やかに見せるための彩り的な意味合いが強めなのかもしれません。

吸引力強めの目玉メニューに踊らされる朝

イケアは、現在では都心型店舗も散見されるようになってきましたが、まだまだ郊外の大型店舗が主力です。

まずはお店に来てもらわないと始まらない。そのため、税込100円のモーニングセットのほかにも、税込50円のアイスクリームや税込80円のベジドッグなど、俗にいう「客寄せ」となる、目玉商品の価格設定が破格です。

外食は子供が小さいと入りづらい店も多かったり、家族の人数が増えれば増えるほど金額が膨らむこともあり、イケアのレストランは、小さなお子さんがいる若いファミリーや、大家族には特に人気があるようです。

朝10時のイケアでは、セルフサービスの注文カウンターにはお父さんが並び、お母さんは席取りを兼ねて、子供たちと座って待つという光景が広がっています。

イケアの戦略にはまって「朝10時にモーニングを食べてから、店内でいろいろ見ていたら、夕方になっていた」とか、「100円のAセットだけ食べるはずが、雑貨やキッチン用品を1万円以上買ってしまった」なんてことになりそうですが、それも含めてテーマパークに遊びに行くような、ワクワクがイケアには詰まっているなと感じる朝です。

編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。

大木奈 ハル子:ブロガー・ライター

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