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コメダの「600円モーニング」で過ごす大満足の朝【再配信】 880円のはずが「約32%オフ」の超太っ腹な値引率

東洋経済オンライン / 2024年11月17日 19時0分

「朝コメ」にローブパンが新登場

長らく山食パン一択だった「朝コメ」ですが、2022年4月にローブパンが新登場しました。数量限定のため、1日の提供数が上限に達し次第、提供終了となります。

デニッシュパンの生地が入った大きめサイズのロールパンで、生地の水分含有量はトーストと比べて少なく、サクッと軽い口当たりです。もっちりしっとりというよりはあっさりサクッという食感で、噛めば口の中でバターの香りが広がります。

パンの中央には切り込みが入っていて、そこにバターが塗られています。中にたまごペーストを詰めれば、たまごペーストたっぷりのロールパンサンドが完成します。トーストと比べて食べる際に手が汚れにくいのが嬉しい。

メニューにわざわざ「手作り」と記載があるように、たまごペーストは店内調理されています。

袋詰めのたまごサラダや、調理済みのクラッシュエッグフィリングを使わないところに「コメダ珈琲店」らしさを感じずにはいられません。ゆで玉子を塩コショウ、マヨネーズで味付けた、大人から子供まで支持される素朴なおいしさです。

「コメダ珈琲店」は1968年に名古屋で創業、1993年にFC展開を本格化し、2003年に関東、2006年に関西、2012年に四国、2013年に九州へと全国展開していきました。

モットーは「街のリビングルーム」。赤いベルベット製のソファーはくつろげる店づくりの象徴でもあり、「コメダ珈琲店」のアイコンでもあります。イスが高かったり、硬かったりして長居に不向きな、他のカフェチェーンとは一線を画しています。

店舗は約10年で2倍以上の増加

私が訪れた「コメダ珈琲店」は、東京都湾岸エリアのショッピングモールにあるテナント店舗です。2月の大寒波が到来するとある平日、モーニング終了間際の11時直前に入店したところ、店内はほぼ満席でした。

2人がけのテーブル席に1人で座る老紳士、仲良さげな老夫婦、子連れのお母さん、ママ友グループなど、近隣のタワーマンション在住と思しき人たちで店内はぎっしり。個人的には「こんなに寒い日は、さすがにお客さんも少ないのでは」「会社に行かないといけない人ならまだしも、わざわざ外出する人はどれぐらいいるんだろう」などと思っていたのですが、寒さを軽く凌駕する吸引力が「コメダ珈琲店」にはあるようです。

【画像】最高すぎる…!コメダの「600円モーニング」を画像で見る(16枚)

「コメダ珈琲店」の店舗数は950店舗(2022年5月)、2012年2月の435店舗から、約10年で2倍以上の増加となっています。コーヒー1杯の価格は他チェーンと比較すると、決して安いとは言えませんが、着席すればオーダーから提供まで全てスタッフがしてくれるフルサービス型の居心地の良さや、行列に並ぶ必要のない気楽さ、さらには前述した「豆シール」などの気遣いは、セルフサービス型のカフェチェーン店ではなかなか得られないものです。

【2023年2月18日11時30分追記:初出時、価格に関する表現に不適切な部分があったため、上記のように修正しました】

美味しさや値段以外の部分を含めて、消費者は判断している……そんな当たり前を再確認させてくれる、大満足の朝がコメダにはありました。

大木奈 ハル子:ブロガー・ライター

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