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早期に動く就活生が選ぶ「就職人気トップ300社」 約8000人の就活生が選んだ人気企業はどこか

東洋経済オンライン / 2024年11月18日 8時0分

早期に動く就活生が選ぶ「就職人気トップ300社」

年々早期化している大学生の就職活動。政府によるルール変更で、2025年卒からは一定の条件を満たせば採用直結型のインターンシップ(就業体験)が認められることになり、早期から就職活動に動き出す学生が増えている。

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文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所が2026年春卒業予定の学生を対象に2024年10月に実施した調査では、インターンシップに参加したと回答した割合が81.9%で前年同期比で6.3ポイント増加した。早期から企業と接点を持てる、実務に近い体験ができるインターンシップが就活生から好評を得ているという。

伊藤忠商事は3年連続1位

早くから就活に動き出す学生たちは、どのような企業に関心を持っているのか? 文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所が実施する「就職ブランドランキング調査・早期」の結果から明らかになった。同社の就職サイト「ブンナビ!」に登録する、2026年春卒業予定の大学生や大学院生を対象に調査したもので、今回は7930人から回答を得ている。

1位になったのは総合商社の伊藤忠商事だ。この時期の調査で3年連続でトップの座を維持している。20時以降の残業原則禁止や朝型勤務推進などの取り組みで知られ、従業員を大切にする企業というイメージが学生にも浸透してきたようだ。トップ10には、伊藤忠商事のほかに、住友商事が8位、三菱商事が9位に位置しており、難関大の就活生を中心に人気を集めている。

2位は広告代理店の博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ。夏期に2days・5daysの各種プログラムで多数の学生と接触する機会を設けている。

就活生に安定的に人気のある金融では、3位に日本生命保険、4位に大和証券グループ、6位に東京海上日動火災保険がトップ10に入った。

5位はソフトウェア開発やSI(システムインテグレーション)事業を展開するIT企業Sky。10位にランクインしたソニーは、昨年26位から大きく順位を上げた。

■就職活動「早期」 就職ブランドランキング調査について
調査主体:文化放送キャリアパートナーズ 就職情報研究所
調査対象:2026年春入社希望の「ブンナビ!」会員(現大学3年生、現大学院1年生)
調査方法:文化放送キャリアパートナーズ運営の就職サイト「ブンナビ」上でのWebアンケート、同社主催の就職イベント会場でのアプリアンケート、オンラインイベントアンケート
*投票者1名が最大5票を有し、志望企業を1位から5位まで選択する形式

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