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浜辺美波が明かす、意外すぎる「自分へのご褒美」 「六人の嘘つきな大学生」撮影を通して感じた事

東洋経済オンライン / 2024年11月21日 13時30分

――「孤独」という点について、主役を演じる機会が多い中で、プレッシャーとどう向き合っているか気になります。

あまり深く考えすぎないようにしています。考えすぎると自分を追い詰めてしまうので、できるだけ重く捉えすぎないようにしています。それに、作品に関しても「自分が座長だ」という意識はそんなにはなくて、むしろ監督や制作の方たちが1番大きな責任を背負ってくれているのだろうなと思っています。

あと、表情が心に影響するのではないかなとすごく感じます。例えば、下を向いていると気持ちも落ち込むし、悲しい顔をしていると本当に気分まで沈んでしまうんです。逆に、怒った顔をしているとどんどん怒りっぽくなる(笑)。だから、なるべくポジティブな表情を心がけて、自分の気持ちにもいい影響を与えるようにしています。

最後に勝ち残るのは誰?『六人の嘘つきな大学生』

今回、浜辺さんが挑戦したのは、ミステリー映画『六人の嘘つきな大学生』。舞台は就職活動中の大学生たちの心理戦で、6人の若者たちが「嘘」と「罪」を隠しながら、最後に勝ち残るのは1人だけ。誰が味方で、誰が敵なのか、その緊張感の中で少しずつ真実が浮かび上がっていくハラハラする展開だ。

「この作品には何か特別なものがある」と感じた

――『六人の嘘つきな大学生』のどんな部分に惹かれて出演を決めたんですか?

タイトルを見た瞬間に直感で「これだ!」と強く惹かれました。実は、本屋さんで何度か目にしていた作品だったのですが、内容を詳しくは知らなかったんです。でも、タイトルのインパクトに「この作品には何か特別なものがある」と感じました。実際に脚本を読んでみると、展開がまったく予測できないスリリングな構成で、ミステリー好きにはたまらない要素が詰まっていました。読んでいても、次のページが気になって仕方なくなるような、バランスの取れた素晴らしい作品でした。

――浜辺さんが演じられた嶌衣織というキャラクターについて、特に魅力的だと感じた点はどこでしたか?

最初に彼女のキャラクター設定や表紙のイラストを見たとき、私はすぐに親近感を感じました。物語を通じて、彼女の内面にある強さと、家族を思いやる優しさが特に心に響きました。

嶌にとって就職活動は、家族のためという強いモチベーションに支えられていました。その思いを軸にして、彼女の役柄を作り上げていきました。監督とも何度も話し合いながら、嶌の持つ優しさや強さをどのように表現するかを追求しました。最終的に、彼女の洞察力と人間味を融合させることに挑戦できたと感じています。

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