サイゼリヤの「400円モーニング」が神コスパだった【再配信】 一部店舗限定のメニューは経営が心配になるお値段
東洋経済オンライン / 2024年11月21日 8時0分
喫茶店やレストランが、朝の時間帯にドリンクやトーストなどのメニューを割安価格で提供するモーニングサービス。名古屋の喫茶店が始めた文化とされていますが、最近では大手外食チェーンも数多く提供しています。
そんなチェーン店の外食モーニングをこよなく愛するブロガー、大木奈ハル子さんがお届けする本連載。第20回となる今回、訪れたのは「サイゼリヤ」です。
【東洋経済オンラインで2023年4月15日に公開した記事の再配信です】
ハンバーガーショップや牛丼チェーン、ファミリーレストランなど、大手飲食チェーンがしのぎを削っているジャンル、それがモーニングです。
チェーン店モーニングのなかには、全店舗で実施されているものもあれば、一部店舗限定というものもあります。
今回ご紹介するのは、「ガスト」に次いで、国内第2位の店舗数を誇るファミリーレストラン「サイゼリヤ」のモーニングです。
「サイゼリヤ」は、世界で約1500店舗、国内に1000店舗以上を展開する大規模チェーンながら、モーニングメニューがあるのは日本で4店舗のみ。知る人ぞ知る、貴重なモーニングをレポートします。
サイゼリヤの店舗限定モーニング400円
今回訪れたのは、東京の湾岸エリアにある約200席の大型店舗。平日は近隣のオフィスビルのサラリーマンたちで賑わい、休日は実物大のガンダムを見学にきた観光客や、買い物客で賑わいます。
モーニングメニューの提供時間は、平日の朝8時から11時までです。
私がオーダーしたのは税込400円の「サラダセット」。
新鮮サイドサラダ
トースト
目玉焼き
ポテト
バター
ポークソーセージ
ドリンクバー
がセットになっています。
もう1種類、サラダの代わりにコーンクリームスープが付いた「スープセット」も同価格で提供しています。
提供内容はトーストに目玉焼きとドリンクという、喫茶店の定番モーニングなのですが、価格とボリュームのバランスがどうもおかしい。
周辺飲食店はコーヒー1杯が400円以上するのがザラのエリアで、このボリュームのモーニングがドリンクバー付きで食べられるというのは、脅威です。
大きめサイズのシンプルモーニングには小さなこだわりが詰まっていた
メインプレートには、トーストに目玉焼きだけならまだしも、モリモリのポテトにプリプリの粗挽きソーセージが乗っています。
割るとトロリと流れ出てくる、絶妙な半熟具合の目玉焼き。角切りポテトにからめていただきます。
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