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決算の"折り返し地点"で過去最高益を更新した会社 今後も好業績が見込まれる企業を独自に選出

東洋経済オンライン / 2024年11月28日 18時30分

(写真:編集部撮影)

2025年3月期決算会社が“折り返し地点”を迎え、各社の第2四半期決算の発表が一巡した。業績は概ね堅調だ。中には第2四半期を終えた時点の当期純利益が、すでに過去最高益を上回る銘柄も散見される。

【図で見る】上半期だけで「もう過去最高益を超えた」7つの上場会社

本稿では、最新四半期決算の当期純利益が過去最高益を上回った銘柄から、今後も好業績が見込まれる好調企業を紹介したい(11月22日時点)。

過大な固定資産売却益などで実力以上に当期純利益の増加が見込まれる銘柄を除き、直近に第2四半期が終了した銘柄を対象にして会社四季報オンライン編集部が独自に選出した好調株だ。

順調に顧客を獲得

ヒューマンテクノロジーズは、クラウド型勤怠管理システム「KING OF TIME(キングオブタイム)」を展開する。導入先の企業から月額課金収入を得るストック型のビジネスモデルだ。1ユーザー当たり月額300円の低価格を武器に、従業員500人未満の中小・中堅企業を主なターゲットに顧客を開拓する。

同サービスは、順調に顧客を獲得しており、最新第2四半期末(2024年9月)の利用社数は5.8万社(前年同期比12.4%増)、利用ユーザー数は361万(同17.7%増)だ。今2025年3月期は、開発中の新サービスのリリースが延期になり、費用計上も繰り延べられることも手伝って、大きく利益を積み増すことになりそうだ。

神奈川中央交通は小田急系のバス・タクシー会社。三浦半島、神奈川全域(箱根・足柄を除く)、東京・多摩地区南部を主な営業エリアにする。今期2025年3月期は、乗り合いバス、貸し切りバスともに前期の料金改定が通期で寄与する。

積極的な採用活動で乗務員の確保が進んだタクシー事業も増収増益を見込む。全社売上高の約3割を占める自動車販売事業も、高価格帯の大型トラックの新車販売台数が増加しており、7期ぶりの最高益更新に向けて疾走する。

化学会社の中にも好調会社あり

綜研化学は、アクリル系透明粘着剤、特殊機能材、機能性微粉体を製造する。粘着剤は情報機器向けから液晶、自動車、電子まで用途は幅広い。上半期(2024年4~9月期)は、中国市場を中心に主力の粘着剤の販売が伸び、円安も利益を底上げして、過去最高益を8000万円上回る着地になった。

下半期は原材料価格の低下が見込まれており、通期の当期純利益は創業初となる40億円の突破が目標だ。

第2四半期終了時点の利益が過去最高益を上回る7社

※指標の詳細は下記をご覧ください

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会社四季報オンライン編集部

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