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ガスト「1990円フレンチ」に見るファミレスの変容 デニーズより遥かに話題に、一体なぜ?

東洋経済オンライン / 2024年12月1日 8時30分

ファミリーレストラン大手「ガスト」が1月までの期間限定の新メニューとして「至福のフレンチコース」を発表した。「結構ボリュームがある」「この値段でこの美味しさは凄い」といった声が出ているが、その実態とは? そしてそこから浮き彫りになる、ファミレス業界の変化とは?(筆者撮影)

「ガスト」が1月までの期間限定の新メニューとして「至福のフレンチコース」を発表した。有名シェフ監修で、ガストにしては高価な「1990円」という価格設定も話題になった要素だろう。

【画像15枚】これは凄い! ガストの「1990円高級フレンチ」はこんな感じ

ファミリーレストラン大手「ガスト」が1月までの期間限定の新メニューとして「至福のフレンチコース」を発表した。東京・白金台のフレンチ「Restaurant L'allium(レストラン ラリューム)」の進藤佳明シェフが監修しており、前菜からデザートに至る本格的なフレンチのコースがガストで食べられる。

何より注目度が高いのが、その値段。「1990円」という、低価格を売りにするガストらしい値段で話題になっている。

ガストは近年、ファミレス業界全体の苦境に伴ってさまざまな戦略を打ち出している。筆者はそれらの取り組みを追ってきたが、今回はこの「1990円フレンチ」から、現在のファミレス業界の状況を解説してみたい。

実際に食べてみた

というわけで、筆者も近所のガストに行って、さっそく「至福のフレンチコース」を食べてみた。

【画像15枚】「お値段以上」「想像より美味しい」と話題に…実際は? ガストの「1990円高級フレンチ」はこんな感じ

普段ガストはよく利用する筆者だが、目的のメニューがあって来るのは久しぶりである。

さっそく着席して注文。もちろん注文は、ガストのタッチパネルだ。液晶でコース料理を頼む経験は、はじめて。コースを注文すると、「ご一緒にいかがですか?」と通常メニューのグラスワインをオススメされる。私は車だったから飲めなかったが、一緒に食べれば気分はフレンチ、なのだろう(きっと)。

猫ではなく人間が運んできた

ガストはDX化に力を入れていて、いち早く配膳ロボを取り入れたことでも有名だ。もしや今回も、あの猫ちゃんロボットが運んでくるのか……!? とちょっとわくわくしていたら、普通に人が運んできてくれた。まあ、コースなのだからそちらのほうが似合ってはいる。

まずは、前菜から。ガストではあまり見ない食材なども入っている。味付けも、ガストでは食べたことないような、少し高級感のある味だ。

次に、カリフラワースープが来る。

そしてメインディッシュがやってくる。ハンバーグがお馴染みのガストだが、こちらもハンバーグをメインディッシュに持ってきている。

最後は、デザートはブランマンジェで締める。

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