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就活生が投票した「人気のIT企業ランキング」 仕事が幅広いIT企業を分類して人気を調査

東洋経済オンライン / 2024年12月2日 7時30分

(写真:Jake Images/PIXTA)

企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が求められる一方で、実際に推進する人材の不足が課題となっている。

【ランキングを全部見る】就活生が投票した「人気のIT企業ランキング」

情報処理推進機構(IPA)が実施した調査「DX動向2024」によると、DXに取り組む企業の85%以上がDX人材について「大幅に不足している」または「やや不足している」と回答した。

そうした中、就職活動をする大学生はどのようなIT企業に注目しているのか。

文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所が実施している、「就職ブランドランキング調査・早期」より、「早期に動く就活生が選ぶ『就職人気トップ300社』」「就活生が投票した業界別「就職人気ランキング』」に続いて、今回は仕事内容が多岐にわたるIT業界をより詳しく見た「IT特別版」の人気企業ランキングを紹介する。

同社の就職サイト「ブンナビ!」に登録する、2026年春卒業予定の大学生や大学院生を対象に調査したもので、今回は7930人から回答を得ている。

就活生に人気のIT企業はどこか

「ソフトウェア」の分類で1位となったのはSky。俳優の藤原竜也氏を起用したテレビCMなどで知られ、総合ランキングでも5位に入っている。

2位NTTデータ、3位日本IBMグループ、4位日本オラクル、5位セールスフォース・ジャパンと続いている。

「通信系」の分類では、1位JCOM、2位が東日本電信電話(NTT東日本)、3位NTTドコモ、4位KDDI、5位ソフトバンクグループという結果となった。

ランキング表ではほかにも、「ITメーカー系」「ユーザー系(金融系)」「ユーザー系(商社系・製造系)」「ユーザー系(インフラ系・その他)」「独立系」「WEBサービス」という分類でまとめている。

■就職活動「早期」 就職ブランドランキング調査について
調査主体:文化放送キャリアパートナーズ 就職情報研究所
調査対象:2026年春入社希望の「ブンナビ!」会員(現大学3年生、現大学院1年生)
調査方法:文化放送キャリアパートナーズ運営の就職サイト「ブンナビ」上でのWebアンケート、同社主催の就職イベント会場でのアプリアンケート、オンラインイベントアンケート
*投票者1名が最大5票を有し、志望企業を1位から5位まで選択する形式

調査期間:2024年4月1日~2024年9月30日
回答数:7930 (うち男子4336・女子3594/文系6519・理系1411)
総得票数:2万7688票
男女比を1:1にするため、男子得票数に0.828874539を掛けたポイント制

「就職」を重視する学生は「企業イメージ(企業価値)」よりも「仕事イメージ(仕事価値)」に重点を置くとの仮説の下で、ランキングを算出。
就職者誘引度は、学生が企業イメージと仕事イメージのどちらを企業選択時に重視したかという回答によって算出。企業イメージのみで投票した場合は就職者誘引度5、仕事イメージのみで投票した場合は95とし、得票平均値を就職者誘引度としている。
総得票数×就職者誘引度=就職ブランド力とし、就職ブランド力を基にランキングを計算。
社名はアンケート上の名称で、1採用窓口=1社名を基準にしている。社名変更等で調査時の社名と異なる場合がある。グループで採用が一本化されている場合は「○○グループ」等で表記。

東洋経済オンライン編集部

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