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「東大理3受かった子」に共通する"意外な性格"【再配信】 日本イチ頭いい子供たちはどう勉強している?

東洋経済オンライン / 2024年12月20日 8時0分

※外部配信先では漫画を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

さて、理3の学生にはどんな性格の人が多いと思いますか? 今回多くの理3の学生たちと話す中で、その「共通点」が見えてきたので、みなさんにシェアしたいと思います。

理3の学生の共通点とは、「面倒臭がり」だと僕は考えています。合理的で、無駄なことはしない。精神論が嫌いで、「いかにして楽をするか」ということを考えている場合が多いのです。『ドラゴン桜』では、理3志望の大沢くんという生徒が登場するのですが、その理由について、以下のように説明されています。

というわけで、理3の学生は、彼のように「楽をしたい」という考えを持っている人がとても多い印象を受けます。

例えばどんな勉強をしていても、「この勉強、意味あるのかな?」と考えるのです。

30分勉強するにしても、普通は「とにかく数学を頑張ろう」と考える人が多いわけですが、理3の学生は「この30分に意味はあるのかな? ちゃんと効果が上がっているのかな? 無駄な勉強をしていないかな?」というように考えるのです。

もし効果がないのであれば、すぐにやめて、ほかに効果が出る勉強に切り替えます。

理3合格者は勉強時間が長くない

また、理3に合格している人の多くは、勉強時間があまり長くありません。

理3以外に関して言えば、東大に合格した多くの人は、やはり長時間勉強しています。休日に1日15時間勉強して東大に合格した、という人も多いです。

一方で理3の学生の場合は、机に向かう時間自体は1日8時間くらいだった、という人のほうが多いです。ほかの人よりも勉強時間を短くして、「8時間しか机の前には座らない」と決めたうえで、その勉強の質を高めよう、と考えているようです。

ちなみに、勉強時間を短くした分、遊んでいたわけではないようです。「夜の時間は、好きな本を読んでいた」というような人も多いです。

理系の論文を読むのが好きだとか、理系だけど世界史が好きで世界史の本を読み漁っていたとか、そんなふうに語る人が多く、遊びと勉強の境目が曖昧な印象を受けました。

どこまで参考にできるかは、人それぞれだと思いますが、「面倒臭い」と思うこと自体は悪いことではないのかもしれません。「長時間勉強しているのに、なんで結果が出ないんだ」と悩んでいる人は、時間をかけずに結果を出すにはどうすればいいか? と考えるようにしてみてください。

受験勉強や、子供への教育など、西岡壱誠さんへの質問を募集しています。こちらの応募フォームからご応募ください。

西岡 壱誠:現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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