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専門家が選ぶ年末年始の「Switch」厳選5タイトル マリオの新作からレトロゲームまで

東洋経済オンライン / 2024年12月21日 14時0分

『超おどる メイド イン ワリオ』は5秒で楽しめるプチゲームがたくさん収録された作品だ。また、プレイ方法が特殊で、指定された構え(ポーズ)を取る必要があり、それ自体がかなりユニークである。

プチゲームは種類豊富でどれもふざけきっている。汚れた床を掃除するもの、髪の毛の長さを揃えるもの、巨大な鼻に腕を突っ込むもの、海藻のように体を揺らすものなど、一発ギャグがずっと続くようなゲームといえよう。

何よりプレイする人以上に、それを見ている周囲の人たちがおもしろいゲームといえよう。ひざに手をついて四股を踏んだり、手を口に当ててニワトリになりきったりと、仲間の意外な姿を見れてしまう作品なのだ。

1~2人で遊ぶストーリーモードがメインだが、最大4人で遊べるパーティーモードも収録されている。

料理バトルで本性が出るオーバークック

もしあなたが相手の本性を知りたいのであれば、一緒に『Overcooked! - オーバークック 王国のフルコース』を遊ぶといいだろう。

本作は、シェフとなって料理を作るゲーム「オーバークック」シリーズが3タイトル収録されている完全版だ。料理を作るといっても必要なのは包丁やフライパンの技術ではなく、「協力してタスクをこなす」という大局的な動きになる。

ひとつの料理を作るにしても、材料を運び、包丁で切って、鍋に入れて熱して、皿に置いてサーブするという動きが必要になる。これを複数人で協力して行うわけで、うまく役割分担ができないと混乱必至なのだ。

切羽詰まった状況では、「いいから早く材料切って!」「使い終わった皿さっさと片付けて!」「ああもういいからそれ投げてよ!」など、思わずその人の本性が飛び出すはずだ。しかし、それをうまく乗り越えたときに絆が生まれるのである。

協力してクリアできるのが楽しいPICO PARK 2

『PICO PARK 2』は複数人でプレイすることが前提になっているアクションパズルゲームである。小さなかわいらしい生き物を操作しつつ、仕掛けを解いてゴールを目指していく。最大8人でプレイ可能だ。

前作は500万DLを達成した大ヒット作品で、『PICO PARK 2』ではボリュームが1.5倍になっている。全60ステージが用意されているほか、バトルモードやエンドレスモードといった要素も収録されている。

互いに協力しなければならないのがポイントで、ひとりでも邪魔するとうまくいかずモメること間違いなし。だからこそ皆でワイワイと楽しめるのだ。

なお、クロスプレイ(ゲーム機をまたいだマルチプレイ)が用意されているほか、PC版ではスマホをコントローラーとして使用できるアプリも用意されている。

渡邉 卓也:ゲームライター

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