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日本ユーザーからヒント「Google Pixel」の新機能 12月の「ソフトウェアアップデート」で追加

東洋経済オンライン / 2024年12月23日 8時30分

設定は、レコーダーアプリの設定画面から行う。まず、レコーダーアプリを開き、右上にあるグーグルアカウントのアイコンをタップする。この中に、「レコーダーの設定」というメニューがあるため、ここを選択する。12月のPixel Dropを追加した状態だと、ここに「クリアな音声」という設定項目が表示されるため、スイッチを有効にすればいい。

ただし、先に述べたように、この機能はモノラル録音にのみ対応しており、ステレオのままボタンをタップしようとしても、有効にならず、画面にその旨が表示される。この場合は、「クリアな音声」の下にある「オーディオチャンネル」を「ステレオ」から「モノラル」に切り替える必要がある。

ノイズがなくなったぶん、音量がやや小さくなってしまうのが難点だが、実は「クリアな音声」はAIでバックグラウンドの音を消しているだけで、ノイズ自体が録音されなくなるわけではない。そのため、再生時にこの効果を無効にすることも可能だ。音が小さくなりすぎてしまったり、ノイズも含めて周囲の雰囲気まで残しておきたいようなときには、再生画面で「クリアな音声」を無効にして再生するだけだ。後から設定変更できるため、基本は有効にしておくことをお勧めしたい。

本体を盗まれたときにデータを守る「盗難保護」

ここまで紹介してきた2つの機能は12月のPixel Dropで加わったものだが、10月のPixel Dropでは、セキュリティ対策に役立つ新たな機能が追加されている。「盗難保護」が、それだ。日本ではそこまで多いわけではないが、スマホがひったくられたようなときに、自動でそれを検知し、データを保護する仕組みで、ひったくりの検知にはAIを活用している。

本体が持ち逃げされそうになったとき、画面に自動でロックがかかる。操作中に盗まれてしまっても、グーグルアカウントやSNSなどにアクセスされるのを防ぐことが可能だ。画面ロックまでの時間などの設定を変更され、画面が点灯したままだと、コード決済サービスなども利用されてしまうリスクがある。この設定は忘れずにしておくことで、それを防げる。

また、「盗難保護」には、「オフラインデバイスロック」という機能も含まれている。これは、電波が届かなくなったようなときに、すぐに画面をロックするためのものだ。SIMカードを抜かれてしまい、ネットワーク越しに端末にアクセスできなくなったようなときのために設定しておくといい。さらに、「盗難保護」の一環として、リモートロックという機能も加わっている。

併用すればいざというとき安心

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