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【予算別】この冬を快適に過ごす「あったか家電」 パネルヒーター、ふとん乾燥機、スチーム加湿器

東洋経済オンライン / 2024年12月28日 9時0分

2万円以下でおすすめしたいのが、シロカの「リフレクトヒーター ぽかエコー SH-LF151」だ。これは速暖性の高いセラミックヒーターを敢えて後ろ向きに配置して、反射させる構造を採用したモデル。

このリフレクト構造により、消費電力600Wで1200W相当の暖かさが得られる省エネ性が特徴。首振り機能も搭載しており、ファンによる送風もできる。ある程度、近くにいる必要はあるが、電気ヒーターを使うときに一番気になる電気代を抑えながら、暖まれるのだ。

暖房器具以外でおすすめしたいのが、ふとん乾燥機だ。梅雨時期のふとん乾燥や、夏場のダニ対策で使うイメージがあるが、ふとん乾燥機にはふとんの中をすばやく暖める機能がある。アイリスオーヤマの「ふとん乾燥機 カラリエ mini BSK-110-W」はコンパクトサイズながらハイパワーの高性能モーターを搭載し、わずか4分でふとんを暖められる。

ふとんに入る前に、暖めモードをセットしておけば、冷たいふとんの中に入って体温で暖まるのを待つ、といった不快な時間をゼロにできる。ふとんの中を暖めておくだけで入眠しやすくなる。寒い寝室、ほんの10分、ふとんを暖めておくだけでも違う。

2万円以上の予算があるなら、しっかりと暖まる暖房器具を用意したい。

電気ヒーターをメイン暖房として使うなら、遠赤外線効果でしっかり暖まれるシーズヒータータイプを選ぼう。その中でおすすめなのが、ダイキンの「セラムヒート ERFT11ZS-T」だ。特に人に吸収されやすい3~20ミクロンの波長域の遠赤外線を放射することで、体の芯から暖まることができる。このため、暖かさが長く持続するのだ。一度暖まった後はパワーを下げても体が暖かいので、消費電力を抑えることができる。

さらにセラムヒートは遠赤外線が、1.8メートル離れていても暖かさを届けられるため、広い空間でも使用可能。家族が集まる空間でも左右に首振りすることで1人1人を暖めることができます。

そして冬場の生活空間を快適にするもうひとつのポイントが湿度だ。部屋が乾燥すると、より寒さを感じるようになり、ウイルスや雑菌が飛散しやすくなるため、風邪などもひきやすくなる。適度に加湿することで、過ごしやすくなり、同時に体のケアができるのだ。

冬の加湿器なら、スチームタイプがおすすめ

加湿器にはお湯を沸かして水蒸気を作るスチームタイプと、超音波で水をミストにする超音波タイプがある。それぞれにメリットデメリットがあるのだが、冬場の加湿に使うなら、スチームタイプがおすすめだ。

たとえば、象印マホービンの「スチーム式加湿器 EE-DE50」はお湯を一旦沸騰させてから、65℃まで冷ましてスチームを発生させる仕組み。このため、清潔な蒸気で加湿できる。超音波式と比べると消費電力が高いのが欠点ではあるが、スチームによる加湿は部屋の温度も上げる。

「しっかり」加湿でも最長8時間加湿できるため、就寝中の加湿にも最適。入・切が設定できるデュアルタイマー機能も備えている。エアコンやヒーターと組み合わせて加湿するのがおすすめだ。

冬場の生活空間を快適にするために、暖房器具は欠かせない。ベースとなるのがエアコンなのは間違いないのだが、簡単に買い換えられないだけに、他の暖房機器と組み合わせて使うようにしたい。ピンポイントですばやく暖められるヒーターや加湿器などを組み合わせて、快適に過ごせるようにしよう。

コヤマ タカヒロ:デジタル&家電ライター

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