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その行動が危険!冬に増える「ぎっくり腰」の要因 痛めたときに絶対やってはいけないこととは?

東洋経済オンライン / 2024年12月30日 8時20分

こうした痛みは、3日程度で徐々によくなることが多いようです。

痛みで眠れないときは薬を使う

続いて「痛み止め」の使用です。

痛み止めの飲み薬を服用したり湿布を貼ったりすると、一時的に痛みが和らぎます。痛みで眠れない、痛みがストレスになっている場合は、上手に活用しましょう。

しかし、痛みが抑えられているだけで、治ったわけではありません。痛みが和らぐと、安静にしなければいけないのに動いてしまい、結果的に症状が悪化してしまうこともあります。

痛みは、安静にしなさいという体からのサインです。それを忘れず、痛み止めで痛みが和らいでいる間も安静にして、自然治癒力が働く状態にしてあげましょう。

3番目の「温める」については、ほとんどの腰痛では温めることが有効です。予防にも有効です。これらは費用もほとんどかからず、自分でできる効果的な対処法です。

ただし、温めるというケアでは、1つ注意点があります。

炎症が強い場合は、患部を温めることでかえって痛みや症状が悪化することがあります。この場合は痛みがある場所から離れたところを温めるようにしましょう。炎症がなくても温めて“嫌な感じがする”場合は、速やかに温めることを中止してください。

足にある3つのツボへのお灸がおすすめ

「お灸」は、腰から離れた足のツボである足三里(あしさんり)、湧泉(ゆうせん)、太谿(たいけい)がおすすめです。最近は簡単にできるお灸が市販されているので、それらを使うといいでしょう。

最後に「サラシやコルセットで固定する」ですが、痛みが強く、体を動かすのに不安がある場合、利用することをおすすめします。コルセットには痛みを改善する効果はあまりありませんが、患部の安静が保たれて、結果的に回復するのが早くなることが多いのです。

平地 治美:薬剤師、鍼灸師。 和光鍼灸治療院・漢方薬局代表

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