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"泣き叫ぶ、騒ぐ子ども"には「叱りつける」べきか 本当に"効き目"がある「声かけ」の正解は?

東洋経済オンライン / 2024年12月30日 8時15分

騒いでいる子どもたちより、叱らない親に腹が立つ、そんな人もいるかもしれません。

人は、自分たちの安全、安心を脅かす人を強く罰したいと願う「制裁欲求」を持つ生き物です。そうした和を乱す子どもたちが親によって、叱りつけられ、罰せられている姿に、ある種の「カタルシス」を覚える側面があるかもしれません。

一方で、従来型の叱責スタイルの弊害を認知したうえで、厳しさも織り交ぜながら「優しい育て方」のポジティブな側面を取り入れていく価値はあるようにも感じます。

効果がある「子どもへの物言い」要諦は?

感情的に叱りつけるより効果がある子どもへの物言いの要諦は、上記の実践例のほか、

• 長々と説教するのではなく、簡潔に何が問題で何を期待しているのかを短く、伝える

• 冷静さを保ち、感情的にならず、落ち着いたトーンで話す

• 子どもが感情的になっているときは、まず落ち着かせることを優先する


といったものです。

電車などでも「静かに騒がない」がデフォルトの日本人は騒音に敏感なところがありますし、少子化で子どもが減ってしまい、その声に、違和感や不安を感じる人も増えているようです。

一方で、お子さんもさまざまな特性を抱えていることですし、過度にイラっとするよりは、「声が大きいのは、元気な証拠」と、ドーンと構えられる大人になりたいものです。

岡本 純子:コミュニケーション戦略研究家・コミュ力伝道師

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