コナンが先生?東大生が語る「驚きの直前対策」4選 いちばん重要なのは「自分とどう向き合うか」
東洋経済オンライン / 2024年12月31日 7時20分
「ルパンVSコナン」ではなくても、映画『キングスマン』や「007」などのスパイ映画もいいかもしれません。英語で見ればリスニングの勉強にもなります。
疲れて動けなくなるまで「とにかく走る」
次はBさん(経済学部4年)の「とにかく走る」です。
受験期は悩みや不安でいっぱいになってしまいがちです。理由もなく涙が出てくるという受験生もいれば、食事がのどを通らなくなってしまう受験生もいます。
悩みで身体的な不調が表れやすい直前期のある日、Bさんはふと思い立ち、予備校の帰りに家の近くにある河川敷をひたすら走り続けたのだそうです。もともと運動部だったBさんは、疲れて動けなくなるまで2~3時間程度、とにかく無心で走り続けたのだそうです。
なぜそんなことをしたのか、Bさん本人も説明できないと言います。明確な理由はないけれど、走っている間は無心でいられて、走り疲れるまで走ることで身体の緊張が解きほぐされて、その日はぐっすり眠れて、次の日から心機一転頑張れるようになったとのことです。気が済むまで走ることで、悩みや不安を断ち切ることができたというわけですね。
Bさんほどでないにしても、軽めの運動をすることで直前期にリフレッシュを行っていたという人は多いです。意外かもしれませんが、いちばん多かったのは「ラジオ体操」です。ラジオ体操は自分の全身の筋肉を一番効率的にほぐしてくれるものであり、休み時間のちょっとしたタイミングで行っていた人は多かったです。参考にしてみてください。
次はCさん(工学部3年)の「後輩のための合格体験記を書く」です。
どこの学校や塾でも、難関大学に合格した先輩に対して合格体験記を書いてほしいとお願いされることは多いです。なので「後輩のための合格体験記を書く」こと自体はまったく珍しくないのですが、Cさんの場合は合格した後のことを想定して合格体験記を書いていたんです。どう考えても気が早いですよね。
でも当人はこれを書くことで気持ちが落ち着いたのだと語ります。合格した後のイメージを持つことができ、やる気が出るようになったのだと言います。さらに自分の背中を見ている後輩たちのためにも頑張らなければならないという意識が生まれ、サボったり休んだりする時間が大幅に少なくなり、「後輩たちから尊敬される自分でありたい」と思えるようになったのだそうです。
さすがに受験期に合格体験記を書いていた人はCさんくらいしかいませんでしたが、「自分のための受験ではなく、周囲の応援してくれる人や自分を見てくれている人のための受験なんだ」と意識することで、やる気が出てくるということは多いものです。
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