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「体重15キロ増」39歳男性がユニクロで変身の結果 3万円以下でアラフォーの見た目はどう変わるか

東洋経済オンライン / 2025年1月2日 9時30分

たとえば写真の「ウールカシミヤチェスターコート」は、「肩に丸みはなく、ジャケット同様のカッチリした」印象ですよね。こういう肩まわりを「構築的」と言いますが、上半身に厚みがある方は、このような構築的なコートで、スッキリ見えするもの。

もちろん昨今の主流といえば、ドロップショルダーと呼ばれる「肩に丸み」あるデザインですが、これは胸板が薄い方には合うもの。ですので上半身に厚みのある方が「着痩せ」する服を選びたいときは、肩まわりのデザインを意識してみてください。ちなみに構築的なデザインは、ユニクロのみならず、SUIT SQUARE(旧ザ・スーツカンパニー)やAOKIなどの紳士服量販でも見かけます。

次にコートに合わせるセーターですが、爽やかなオフホワイトをピックアップ。こちらは洗濯機で洗える定番の人気セーター「ウォッシャブルミラノリブセーター」です。誰もが1度は袖を通したことがあるかもしれませんが、今回サイズを上げ、Lサイズを購入。

というのもセーター1枚のとき、ピタッとしたサイズでは身体のシルエットを拾ってしまうから。とくに上半身にボリュームある体形では、乳首が悪目立ちするリスクもあるため、明るい色を選ぶ際には、ボリューム感あるチョイスがおすすめ。ただしセーターの生地感によっては、「サイズを上げる」ことが最適解とは限りません。

セーターを選ぶとき、「生地の張り感」が重要です。張り感がないセーターの場合、オーバーサイズの着こなしでは、単にサイズが合っていないという事が悪目立ちするもの。というのも余った生地が、ダルダルな印象になってしまうため、アラフォーさんの場合、だらしなく見えてしまうのです。オーバーサイズでセーターを着こなすときは、張り感ある生地を選んでください。ちなみに長すぎる袖丈と着丈は、「折り返す」着こなし前提として選びました。

ひざ丈コートに合う「スニーカーの視点」

コートの流行は、今年から短めにシフトしていますが、主流はひざ丈程度のもの。ところが、この丈感でスニーカーを合わせたとき、途端に野暮ったくなるアラフォーが続出するのです。

コートでパンツが半分以上隠れてしまうため、「物理的に足が短く見えてしまう」ことが原因ですので、パンツとスニーカーのアッパーソール色を近づけます。今回は「スマートアンクルパンツ」の黒に合わせ、ワークマンの「アスレシューズマジック」を選びました。社会的距離といわれる1.2m〜3.5mのパーソナルスペースから見たとき、足のつながりが出るよう意識したのです。

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