1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「90代前半はジュニア」の施設が大事にする「食」 第一人者の医師おすすめ「毎日食べたい食材」

東洋経済オンライン / 2025年1月4日 7時0分

旨みが濃いので、塩などで味つけしてそのまま飲んでもいいですし、具材を加えてスープにしたり、カレーやシチューなどの煮込み料理に活用したりするのもおすすめです。

ボーンブロスのレシピはインターネットで紹介されていますし、レシピ本などもあるので、ぜひ手作りしてみてください。

野菜や果物は色で選ぶとバランスがいい

毎日食べたい必須の食材:旬の野菜と果物

植物はアンチエイジングに効く栄養素の宝庫

●旬のものほど栄養価が優れている(ハウス野菜より露地野菜)

● 赤、黄、緑、白、紫、茶、黒の7色の野菜や果物をバランスよく取り入れよう

●複数の野菜を組み合わせるといい

老化や病気の予防には、旬の野菜や果物をしっかりとりましょう。

野菜や果物の色や香り、苦み、辛みのもとになる、フィトケミカルと呼ばれる成分は、植物が紫外線や虫などから身を守るためにつくり出した成分です。

その種類は数百とも数千ともいわれ、ひとつの野菜や果物に複数のフィトケミカルが含まれています。フィトケミカルは強力な抗酸化作用があるものが多く、アンチエイジングの強い味方。健康維持や病気予防に役立つことがわかっています。

おすすめはその時季にとれる旬の野菜や果物です。旬の野菜は、ハウス栽培のものに比べて栄養価が優れていますし、価格も下がります。ただ、最近は1年を通して流通する野菜や果物がほとんど。どれを選べばいいのか悩むという人は、色で選びましょう。

<レインボーフーズという考え方>

フィトケミカルは、ひとつだけとるよりも複数を一緒にとったほうが、相互作用を発揮します。そこで、私が着目したのが、食材を赤、黄、緑、白、紫、茶、黒の7色のグループに分けて考えるレインボーフーズです。

複数の色を取り入れることで、異なる成分を効果的にとることができますし、わかりやすいのも魅力です。

ビタミンやフィトケミカルのなかには、加熱すると失われてしまうものもあります。

栄養素を効率よくとるのであれば、野菜や果物をミキサーにかけたスムージーがおすすめ。攪拌するので、飲みやすく、消化しやすいという利点もあります。

朝、食欲がないという人は、朝食をスムージーにしてみてはいかがでしょうか。

「目標は100歳超」施設で90代前半はジュニア

生まれ故郷の群馬県館林市に介護付き有料老人ホーム「Residence of Hope 館林」を開設して6年が経ちました。入居されたときは80代だった入居者さんも、90代になってきています。自然と施設全体の平均年齢が上がってきました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください