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寝ながらパソコンに最適!トラックボールマウス 親指、人差し指、手のひら、どのタイプを選ぶ?

東洋経済オンライン / 2025年1月5日 9時0分

トラックボールマウスのなかでは中型サイズとなるのが、上方向にボールが備わるモデルだ。主に人差し指で操作するが、ボールの直径がやや大きめ。重いのではと思うかもしれないが、そんなことはない。指先で軽やかにマウスポインターを動かせる。筆者の主観では、リラックスした状態で最もパソコンを操作しやすいのはこのタイプだと感じている。

ボールの質量が功を奏して、ボールを回したときに想像よりも多めに回転する。このおかげでマウスポインターが加速したような動きを見せる。画面が小さなモバイルノートパソコンではあまり恩恵を受けないが、映像ケーブルでリビングの大型テレビとノートパソコンを接続したときに絶大な効果を発揮してくれる。

ただし、親指で操作するトラックボールマウスよりも慣れにくい。クリエイティブワークがしやすくなるほどの繊細な操作も得意なのだが、手に馴染むまでは、週末のリラックスタイムだけ使うといいかもしれない。

ビリヤード球サイズの大型トラックボール

古くからトラックボールマウスを使っている、プログラマーやクリエイターに高く評価されているのが、手のひらや、2~3本の指でボールを操作するタイプだ。

ボールのサイズは最も大きい。ビリヤード球ほどの大きさがある。この大きさがあるため、手のひらで操作しやすいし、親指で右側に転がしたり、人差し指や中指で逆向きに転がすのもかんたん。しかも左右対称のデザインの製品が多く、右手でも、左手でも扱える。

実勢価格が1万円後半と高価かつ、大きくて重い。おいそれとは手が出しにくい製品ではあるのだが、素早い操作も細かい操作も得意だ。身体を休ませているときのパソコン操作時にもってこいのデバイスゆえに、機会があれば一度、量販店で操作感を確かめてほしい。

クッション付きの「膝上テーブル」が優秀

ソファなどに深く腰掛けていると、テーブルの上にあるノートパソコンが遠くなる。なら、ノートパソコンを手元に置けばいい。かといって膝の上に置くとグラグラしてしまって落ち着かない。そんなときに使いたいのが膝上テーブルだ。

Amazonや楽天などのショッピングサイトで「膝上テーブル」を検索すると、フラットな板状のもの、ちゃぶ台のような形状で膝をまたぐものなどさまざまな製品が出てくるが、筆者としては厚手のクッションがついている製品をお勧めしたい。

特にビーズクッションタイプは、足を投げ伸ばしている姿勢にも、足を組んでいる姿勢にもフィットしやすい。PCを置く天板を水平に保ちやすいというメリットがあるのだ。

裏返せば仮眠時の枕や、睡眠時に血流を改善する足枕として使える点も見逃せない。

スマートフォンは画面が小さく文字が見えづらい。タブレットは便利だけど持ち続けていると腕が疲れてくる。そこで、パソコン+手元で操作しやすいポインティングデバイスこそ、休日のパソコン作業や、ネットコンテンツを楽しむのにピッタリ。自分の身体や使い方にフィットするポインティングデバイスを選び、快適な操作性を手に入れよう。

武者 良太:フリーライター

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