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アンパンマンで合格?東大生「驚愕の試験テク」4選 試験会場で焦らないために知っておきたいこと

東洋経済オンライン / 2025年1月6日 7時50分

②ピンチのときに笑顔になる

次は東大医学部のBさん。この人は「ピンチのときに笑う」ということを実践していたそうです。問題が難しい、出題傾向が大きく変化した、など試験ではたくさんの「ピンチ」があります。そんなときに、笑顔を作っていたのだそうです。

これは科学的に証明されていることですが、笑うから笑顔になるのではなく、笑顔になるから笑いの感情が生まれるという面があります。ピンチのときにしかめっ面をしてしまうと焦ってしまうので、ピンチのときこそ笑うようにしたほうがいいわけです。

Bさんによると「笑顔になって笑えば、それで冷静になれる気がする」とのこと。パニックに陥りそうなときにはマスクをして笑顔を作るというのはまねできそうです。周りが気になるのであれば、マスクをすれば表情は見えません。ぜひ参考にしてみましょう。

音楽を聞いて精神を安定させる

③「アンパンマンのマーチ」を聞く

次は東大理科二類に合格したCさん。この人は試験会場でずっと音楽を聞いていたそうなのですが、それが「アンパンマンのマーチ」だったのだそうです。

アンパンマンが好きだというわけでもないらしいのですが、それでもこの曲を聞いていたのは「受験とはまったく関係ない曲のほうが現実を忘れられて、精神的に安定するから」だそうです。

さすがにアンパンマンのマーチを聞いていた人はCさん以外に見たことがないですが、僕が勉強を教えていると、一定数「受験ソングを聞くと泣きそうになるから聞きたくない」という受験生がいます。試験前に感情が揺れ動くような曲を聞くのはかえって危険だと考えているというわけですね。

たしかにそう考えると、子ども向けの曲とかいつも聞いているような日常の曲とかを聞くことで、精神を安定させていくのはいい方法かもしれません。参考にしてみてください。

④周りの音を聞く

東大文科一類で合格したDさん。この人のテストの受け方はかなり特殊で、「試験中に周りの受験生たちのペンの音を聞く」というものです。

他人の解答用紙を見たらカンニングになってしまうので不正行為になってしまいますが、他人が問題を解いている音を聞くのは不正行為ではありません。Dさんは、周囲の人の問題を解く音で状況を把握して、緊張を軽減していたのだそうです。

周りの受験生がどれくらいサラサラと動いているか、それともペンが止まってしまっているのか、音で判断していたのだそうです。ペンが動いていたら「今年はそこまで難しくないのかもしれない」と考え、ペンの音が聞こえなかったら「時間がかかる問題が出題されているのかもしれないな」と考える、というわけです。

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