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吉沢亮「泥酔して隣室侵入」を起こした本質要因 酒の失敗は復活できる、酒に甘い国・ジャパン

東洋経済オンライン / 2025年1月9日 8時40分

俳優・吉沢亮が、住居侵入の疑いで警視庁から事情聴取を受けていたことが注目を集めている(写真:X公式アカウントより)

まさに、「酒を飲んでも呑まれるな」だーー。

【画像で見る】吉沢亮が出演していたCM、アサヒビールのサイトでの「変化」

NHK大河ドラマ『青天を衝け』で渋沢栄一を演じ、映画『キングダム』では嬴政など、数々の話題作で重要な役を務めてきた俳優・吉沢亮(編注:他報道に合わせて敬称略)が、住居侵入の疑いで警視庁から事情聴取を受けていたことが注目を集めている。

酒に酔って隣室に侵入、CM契約は解約

「FNNプライムオンライン」の報道によれば、吉沢は昨年12月30日午前10時半頃、酒に酔った状態で東京都港区の自宅マンションの隣室に侵入した疑いがあるという。

廊下に立っていた吉沢に気付いた住人女性が、家族とともに110番通報したそうだ。

【画像で見る】吉沢亮が出演していたCM、アサヒビールのサイトでの「変化」

この報道を受け、アサヒビールは「アサヒスーパードライ ドライクリスタル」の広告契約をしていた吉沢亮との契約解除を発表。「アルコール飲料会社として事実を容認できるものではございません。今後、吉沢亮さんを起用した広告は展開しません」と、スポーツ紙などの取材などに答えている。

同社の対応と時を同じくして、ホームページからも吉沢の姿は消え、共演者である橋本環奈のみが残る形となった。報道が出た日の夕方にはこの対応が完了しており、短時間で対応したデザイナーやシステムエンジニアの尽力がうかがえる。

さらに、吉沢が主演を務める映画『ババンババンバンバンパイア』が2月14日に公開予定となっている。さすがに、公開中止にまでは至らないだろうが、完全にミソがついてしまったと言わざるを得ない。

2月公開の作品であるため、すでに報道各社を集めた取材や『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)での原作連載に合わせたプロモーションなど、映画公開に向けた周到な準備が進んでいたはずだ。それらが今回の件で大変なことになっているのは想像にかたくない。

編集者・ライターとして働く筆者も、映画関連の取材をすることがあるのだが、そういった人たちにも影響が出るだろう。このタイミングで吉沢の取材記事を掲載することは、媒体にとってリスクが生じるからだ。

公開まで約1カ月という短期間で、すでに決まっていた広告や放送枠の差し替えが必要となる。現在進行形で頭を抱えている関係者が多いだろうし、公開までに同作のCMを流すのも難しい状況だろう。

それでも、芸能人生に支障はなさそうな理由

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