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ウクライナ軍が北朝鮮軍兵士2人を捕虜・尋問中 「訓練に行くと思っていた」捕虜の証言

東洋経済オンライン / 2025年1月12日 15時0分

ウクライナ当局がクルスクに派兵された北朝鮮軍兵士を捕虜にし身元を公式発表したのは今回が初めてだ。これまで北朝鮮軍兵士数人を拘束・捕虜にしたものの、重傷で全員死亡したと述べたことがある。

北朝鮮軍兵士2人が今後どのような処遇を受けるかは不透明だ。現段階では、ゼレンスキー大統領やシビハ外相の発言を見ると、ウクライナ当局は彼らを北朝鮮軍の捕虜に分類しているようだ。

北朝鮮軍兵士捕虜をロシアが「ロシア軍所属」と認めれば、捕虜の処遇などに関する「ジュネーブ条約」に基づき捕虜の地位が付与され、ロシアへ送還される対象となる。ロシアと北朝鮮の両方が自国軍所属ではないと主張すれば、彼らは「違法戦闘員」などとみなされ、捕虜の地位が認められない可能性がある。

一部では、当該兵士たちが韓国行きを希望する場合、帰順も可能だとの指摘もあるが、「すべての国籍の捕虜を捕虜として扱い、北朝鮮軍兵力もウクライナ人と交換する準備ができている」というゼレンスキー大統領のこれまでの発言から考えると、簡単なことではない。

北朝鮮軍は2024年11月から秋からロシアのクルスクに派兵された。派遣軍の規模は1万1000人程度と推定される。

ソウル新聞

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