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「注文が早い」人に共通する人生が好転する"法則" 自分の気持ちを優先できれば、決断は早くなる

東洋経済オンライン / 2025年1月13日 10時0分

まわりの出方をうかがっていると、ますます決断がブレるので、自分から口火を切りましょう。

「じゃあ、私、これにする!」

決して、自分の選択を押しつけるわけではありません。しかし、いち早く宣言することで、まわりの人もオーダーを決めやすくなるという効果があります。

これは、自分の思いを優先するトレーニングです。

普段からトレーニングをしておけば、大きな決断に迫られたときに、自分を見失うことなく、素直に自分の思いにしたがって動けるようになります。

会議では積極的に意見を言ったほうがいい

自分の思いにしたがって素直に行動できるのは、自分の決断に自信をもっているからです。自信があれば、勇気をもって行動できます。

行動できる人は主体的なアクションを実践しています。聞かれたから答えるとか、お願いされたから動くのではなく、常に自分から行動を起こしています。

そこであなたも、この行動パターンを真似してみましょう。

自信があるから行動できるというのは確かにその通りですが、先に行動することで自信がついてくるというのも事実です。自分から行動を起こすことを習慣づければ、少しずつ自信を大きなものにしていけます。

ここで実践していただきたい行動は「自分の意見を言う」ということ。

職場で行われる会議やミーティングに、受け身の姿勢で参加していませんか? 当事者意識をもって主体的に参加できていますか? 会議やミーティングといったコミュニケーションの場で、自分から小さな行動を起こしてみましょう。

誰かが発言しているときは、笑顔でうなずくなどのリアクションをしてみます。それだけでも、話しやすい雰囲気を生むための効果的な行動となります。

さらに、「質問はありますか?」と聞かれたら、積極的に手を挙げてみましょう。

質問するためには、会議中の発言をメモに取り、事前に質問を考えておくなどの準備が必要となります。このように当事者意識をもてば、会議に臨む心構えも変わります。

もうそれだけで、行動していると思いませんか?

また、意見を求められたら「特にありません」などと答えずに、感じたこと、気づいたことを積極的に発言しましょう。

質問や感想を口にすることで、その場に参加している人たちに“気づきのヒント”を与えることができます。それは十分、場に貢献する行動です。

当事者意識を持つと、チャンスがやってくる

自分にとっての安心・安全な場所で「意見を述べる」ことができるようになったら、次は別の場所でもチャレンジしてみましょう。たとえば、セミナーや講演会に参加したときに、自分から行動を起こすのです。

私自身、セミナーや講演を行うことがあるのでよくわかるのですが、当事者意識をもって参加している人は、チャンスをつかみやすい人です。

話し手は、笑顔でうなずきながら話を聴いてくれる人がいると、とても話しやすいので、ありがたく感じます。さらにその人が質問をしてくれたなら、より印象に残るもの。

すると、別の場所で会ったときにも、打ち解けて話せるようになるのです。

行動できる人は、ちょっとしたアクションでチャンスをつかみ、チャンスをものにしています。逆にいうと、ささいなことでも、何も行動を起こさないのは、機会を逃しているのと同じです。

この違いは、後の人生に大きな差となって表れます。チャンスをつかみたいなら、小さなアクションでもいいのでとにかく行動を起こすことです。

一条 佳代:メンタルコーチ、コーチ育成コンサルタント、株式会社Vision Navigation代表取締役、ネクストコーチングスクール代表

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