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新たな挑戦で「結果出す人」と「そうでない人」の差 高くていい道具、安い道具どちらを買うか?

東洋経済オンライン / 2025年1月14日 12時0分

※外部配信先では漫画を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

人間は、環境によってモチベーションや能力が変わってしまうものです。この場合、「初心者向けの安価なもの」を選ぶということは、「初心者のままでいい」「下手なままでいい」と自己暗示をかけるようなものです。逆に、「いい道具を買う」というのは、自分のことを奮い立たせてくれるものです。

例えば東大生でも、「なかなかやる気が出ないな」と思ったときには、お小遣いやお年玉で高価な文房具を買った、という人がいました。その文房具を持つことで、「せっかく買ったんだから勉強しよう」という気持ちが湧き出てくるのだとか。

「いい道具を買っても、三日坊主になってしまったら、お金がもったいない」という意見もあるでしょう。しかし、いい道具を使わないから、モチベーションが下がって、三日坊主になってしまうのです。

最初からいい道具を選ぶことが大事

いい道具を買ったら、「このまま使わないのはもったいない」と思って使い続けようとしますよね。このように、道具は三日坊主を防ぐ働きもあるのです。

「弘法筆を選ばず」という言葉があります。名人は、道具がどんなものであったとしてもいい技量を発揮することができるという意味です。でも、われわれのほとんどは名人ではありませんから、しっかり筆を選んだほうがいいわけです。

最初からいい道具を準備して、「これを使ってきちんと頑張ろう!」と自分を奮い立たせること。何か新しいことを始めようと思っている人はぜひ、参考にしてみてください。

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西岡 壱誠:現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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