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アリババ、傘下のスーパーを投資ファンドに売却 ECとリアルの相乗効果出ず、2830億円の譲渡損

東洋経済オンライン / 2025年1月20日 14時0分

では、経営不振の高鑫零售を買収する徳弘資本の狙いはどこにあるのか。同社の経営陣は、かつてアメリカの投資ファンドのKKRや投資銀行のモルガン・スタンレーに在籍し、アジア地域のプライベートエクイティ(未公開株)投資事業を主導した実績を持つ。

「買い手候補が投資ファンドである場合、高鑫零售の(小売り事業の価値よりも)不動産の価値に注目している可能性が高い」。かつて財新記者の取材に応じた中国の小売業界のベテラン幹部は、そんな見方を示していた。

高鑫零售の2024年9月期の中間決算報告書には、投資用不動産として52億4600万元(約1127億円)、その他の不動産、工場、設備として200億5800万元(約4308億円)の資産が計上されている。それに対して、2024年末時点の同社の時価総額は約237億香港ドル(約4785億円)にとどまっていた。

(財新記者:包雲紅)
※原文の配信は1月1日

財新 Biz&Tech

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