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重すぎNG!5kg以下「防災リュック」の15アイテム 子2人と避難「とりあえず一日しのげる」を想定

東洋経済オンライン / 2025年1月22日 14時0分

防災リュックを準備するときに想定したのは、私だけで子ども2人を連れて避難できること。詰めておしまいでなく、暮らしの中でついでにチェックできるような仕組みにしています(写真:筆者提供)

防災士兼整理収納アドバイザーとして活動するMisaさんは、2018年の大阪府北部地震をきっかけに防災に目覚めました。

11歳と13歳の息子、夫、犬1匹との3LDKのマンション暮らしを楽しみながら、もしものときの安心も備えたい。そこでたどり着いたのは、家族が好きな味の備蓄食材や、使いやすい収納、管理しやすい仕組みといった「防災を無理なく続けるための暮らしの工夫」でした。

新著『最新版 おしゃれ防災アイデア帖』では、そんなMisaさんのアイデアが多く紹介されています。

本稿では同書から、とくに「真似したい」「参考になる!」の声が多かった「防災リュックの作りかた」をお届けします。

使い慣れたリュックを防災用に活用する

一次避難用の防災リュックは、マリメッコのメトロという少し小ぶりなものを使っています。防災用にあらためて購入したものではなく、長男が生まれた頃から使い慣れていたリュック。

画像17枚:一次持ち出し用の防災リュックの中身はこちら。必須15アイテムを写真で見る

子どもたちが大きくなるにつれて使う機会が減り、一年のうちのほとんどをクローゼットの中に置きっぱなしになっていました。

防災について考えたとき、家にあるものをうまく使いまわせたら管理もラクだなぁと思い、避難用リュックとして使うことにしました。使い慣れたものだとより安心です。

小ぶりなリュックですが、パンパンに詰め込んだらかなり重たくなります。普段から運動不足の私のことなので、重すぎるといざというときに持ち出す余裕がなくて「置いていく」という選択をしかねません。

写真16枚:一次持ち出し用の防災リュックの中身はこちら。必須15アイテムを紹介

自分と子どもの身を守ることが最優先になるので、無理のない重さにしておきたいところ。そんな理由で私は5キロまでの重さを目安にしています。本当に必要なものだけしか持ち出せませんが、完璧よりも現実的に。

たまに他の用途でリュックを使うために中身を出すということも、防災リュック放置の防止にちょうどいいのです。

防災リュックを準備するときに想定したのは、私だけで子ども2人を連れて避難できること。とりあえず一日しのげるくらいのものを準備しておくことにしました。

必要なものを厳選して季節ごとに見直しをする

必要なものを細かく想定して厳選していますが、これから子どもの成長とともに内容も変わっていくでしょうし、季節ごとにも見直しが必要になります。

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