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「置き場所に困る」防災グッズの省スペース収納術 まずは「コンパクトなもの」をできるだけ選ぼう

東洋経済オンライン / 2025年1月26日 14時0分

半透明で中が見えるのもコツ(写真:筆者提供)

防災士兼整理収納アドバイザーとして活動するMisaさんは、2018年の大阪府北部地震をきっかけに防災に目覚めました。

11歳と13歳の息子、夫、犬1匹との3LDKのマンション暮らしを楽しみながら、もしものときの安心も備えたい。そこでたどり着いたのは、家族が好きな味の備蓄食材や、使いやすい収納、管理しやすい仕組みといった「防災を無理なく続けるための暮らしの工夫」でした。

新著『最新版 おしゃれ防災アイデア帖』では、そんなMisaさんのアイデアが多く紹介されています。

本稿では、とくに「真似したい」「参考になる!」の声が多かった「防災アイテムの選び方・しまい方」を紹介します。

防災アイテムはシンプル&コンパクトで選ぶ

防災アイテムを買う気になれなかった理由の一つに、「収納場所に困る」というのがありました。わが家は3LDKのマンション暮らし。収納スペースは多くない方だと思います。

【画像13枚】日常を邪魔しない!防災グッズの上手な収納方法を写真で見る

不要なものはできるだけ持たずに暮らしているつもりですが、収納スペースはそれなりに埋まっています。もしものための備えは私にとって、「本当に必要なもの」とはなかなか思えずにいました。

大きな地震を経験したことで初めて防災が「安心して暮らすためには欠かせないもの」になり、わが家でも快適に備えられるものを考えるようになったのです。

まず、できるだけコンパクトに収納できるものを探すことにしました。すると、私の中の勝手な防災グッズのイメージとは違ったアイテムを色々見つけることができました。

ランタンやヘルメットがコンパクトに収納できるように工夫されていたり、シンプルなカラーだったり。まさか防災用のヘルメット二つをファイルボックスにすっきり収納できるなんて!

これならわが家に備えておきたいな、と思えるアイテムを少しずつ選んでいきました。

リュックに入れない防災アイテムはファイルボックスに

防災グッズは大きなリュックやボックスにまとめて収納して、フタを閉めてしまえばすっきり! となりそうですが、私にとっての課題は「継続」。
とにかく細く長くでもいいから防災意識を持ち続けること。それが大事です。あの日怖くて不安だった気持ちも、防災グッズのことも、忘れてしまわない仕組みを整えておきたいと考えました。

そこで、普段から使い慣れている無印良品のファイルボックスを防災の収納に使うことにしました。

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