1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

クロちゃん「20歳年下恋人に振られた」最大のキモ 婚活アドバイザーが見た残念だったポイント

東洋経済オンライン / 2025年1月28日 15時30分

リチさんはクロちゃんのリクエストに応えようと必死に見た目を彼の好みに合わせていたようですが、一方のクロちゃんは何か努力をしていたかということも気になります。もちろん、芸人さんにとって見た目はキャラの一部なので容易に変えられないのかもしれません。

しかし、一般的な観点から言えば、クロちゃんカップルのように年の差が相当ある場合は、男性側が見た目を整えていないと、彼女側がある日、自分の年相応の男性と比較する日が来ます。

こう見ていくと、リチさんは2年間の中で色々な思いを抱えていたのだろうと容易に想像できます。なぜ付き合いの中でハッキリとクロちゃんに伝えられなかったのか、という指摘もあるようですが、ファンだったという立場、そして、年齢差から遠慮があったと考えられます。

それに、テレビの企画のうえ、クロちゃんにはファンもいるので悪い点は指摘しづらいですよね。しばらく別れを切り出すタイミングを画策していたのでは、と思います。

さて、もう1つ、放送を見た女性の多くから不評だったのが、クロちゃんが自分1人で婚約指輪を購入していたことでした。これは本当にあり得ません。弊社でも勝手に買ってきて怒られてしまう会員さんがたまにいます(笑)。

今の女性にとって婚約指輪を選ぶプロセスは大きな楽しみの1つ。自分が欲しい婚約指輪というのが皆さんあるんです。だいたい結婚が決まる何カ月も前から「このブランドがいいか、あのブランドがいいか」などとネットで検索するのが、何よりハッピーな時間なのです。そして、その時間を相手と共有したいのです。

今の若い女性は何でも「一緒に決めたい」

今の若い女性が男性に求めているのはグイグイ引っ張ってくれるような強さではありません。例えばファッションや美容の話ができたり、いろんなことを一緒に経験できたり、ともすれば「女友達」のような相手を求めているのです。実際、婚活現場でも年の差よりも圧倒的に同世代婚が増えています。

年上男性の中にはデートの際、あらかじめコース料理を予約する人がいますが、これも若い女性からは敬遠されます。レストランにしても、料理にしても、女友達とするときと同じようにわいわい2人で決めたいので、自分に「相談なく」「勝手に」決められるのは嫌、というわけです。

クロちゃんの世代だと、「何かをしてあげる」「意見を言ってあげる」というのが"男らしさ"だったのかもしれません。が、今の若い世代はなんでも話し合いながら一緒に決めていきたいという考え方。そもそもの世代間の違いがある中で、2年の間にクロちゃんはどんどん好き放題するようになり、リチさんもクロちゃんを正すことができなかったということでしょう。

ただすでに新しい道に向かって歩き出されていると思うので、今後のお2人のそれぞれの未来を心から応援しています。

植草 美幸:恋愛・婚活アドバイザー、結婚相談所マリーミー代表

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください