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往年の「急行アルプス」新宿駅で健在!? その記憶を留める「トイレ」とは

乗りものニュース / 2024年5月19日 15時12分

JR大糸線を行く急行「アルプス」。車両は165系電車(画像:写真AC)。

新宿駅の中央改札付近には、「アルプス化粧室」という名のトイレがあります。わざわざ1か所だけ愛称のついたトイレがあるのは、往年の急行列車に関係していました。

中央改札付近にある

 JR新宿駅には「アルプス化粧室」と書かれたトイレがあります。しかし、実際入ってみると至って普通のトイレです。なぜここだけ愛称がついているのか、SNSなどでも「アルプスはどこに?」といったいぶかしむ声が聞かれます。

 地下1階にあるこのトイレ付近には、かつて「アルプス広場」がありました。トイレ名はこの広場にちなみます。ただし、広場自体は2020年7月に供用開始した東西自由通路の工事に伴い消滅しています。

 そしてそのアルプス広場は、かつて中央本線を走っていた急行「アルプス」にちなみます。重い登山リュックを抱えた利用者が、発車時刻近くまで、ここアルプス広場で待機しているのが定番でした。最後まで残ったのは夜行の下り列車でしたが、それも2002(平成14)年に消滅しました。

 ところが2024年5月、JR東日本は「特急アルプス」を新設し、臨時列車として7月から9月にかけ運行すると発表しました。区間は新宿~白馬間。時刻も深夜から早朝にかけてと、往年の「アルプス」を彷彿とさせます。

 かろうじてトイレの名前にその記憶を留めていた「アルプス」でしたが、奇しくも今夏、列車名として復活する見込みです。

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