米航空博物館 リンドバーグ愛機の秘密公開「実は前が見えない!」どうやって操縦してた?
乗りものニュース / 2024年5月25日 14時12分
5月20日はリンドバーグが偉業を達成した日。
実は潜望鏡を使って前方確認していた
アメリカ国立航空宇宙博物館は2024年5月21日、チャールズ・リンドバーグが乗っていた「スピリット・オブ・セントルイス号」の秘密について、公式X(旧Twitter)に投稿しました。
米ニューヨークを飛行機で飛び立ったリンドバーグは今から100年近く前の1927年5月21日、仏パリに降り立ち、単独大西洋無着陸横断飛行に世界で初めて成功しました。
アメリカ国立航空宇宙博物館は公式Xでその功績について「彼は10万人の熱狂的な観衆に迎えられた」と称え、さらに、この偉業を達成した際にリンドバーグが操縦していた飛行機「スピリット・オブ・セントルイス号」についても言及。この機体はリンドバーグが「ライアン」(現ノースロップ・グラマン)に依頼して製造した特注機ですが、実は前方が全く見えないそうです。
そのため、前方を確認するためには、機体側面にある潜望鏡を使っていたそうで、公式Xではその写真を投稿していました。なお、さらに細かく前方を確認する際は、窓から顔を出す必要がありますが、目的地からやや斜めに機体の進行方向を変えないと細かい確認ができなかったそうです。
ちなみに、リンドバーグのニューヨークからパリまでの飛行時間は33時間29分でしたが、飛行中は窓を開けて前方を確認する際に入ってくる冷たい空気が眠気覚ましになったと、アメリカ国立航空宇宙博物館は公式Xに投稿しています。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
え、人いないの!? 世界最強ステルス爆撃機に「パイロットがセルフ給油」のワケ 実は“軍事的理由”が
乗りものニュース / 2024年6月11日 18時12分
-
ボーイング新型宇宙船「スターライナー」クルーを乗せて初めてISSに到着
sorae.jp / 2024年6月7日 18時10分
-
機首上がりすぎだろ! 超絶急角度で上昇の飛行機…なぜこんなことを? その目的とは
乗りものニュース / 2024年6月4日 7時42分
-
秘密のベール少しだけ明らかに! 史上初の第6世代機「B-21爆撃機」米空軍がテスト模様を公開
乗りものニュース / 2024年5月24日 8時42分
-
「史上最速の飛行機」更新なるか アメリカでロールアウトした超速テスト機の全貌 NY―パリ=あり得ないくらい早く!?
乗りものニュース / 2024年5月20日 7時42分
ランキング
-
1バブル期のリゾート地では1室数千万円も、いまや数十万円まで値下がり…「貧乏マンション」の悲惨な末路【サラリーマン大家が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年6月16日 14時5分
-
2爆増する「ロピア」にも負けないスーパーの正体 従来スーパーが切り捨てた生鮮ノウハウを強化
東洋経済オンライン / 2024年6月16日 13時0分
-
3「戦力の集中」運用に背いたゆえのミッドウェー敗戦 空母4隻と2隻に分けたことがそもそもの敗因
東洋経済オンライン / 2024年6月16日 9時0分
-
4「役職定年」を廃止する日本企業が増えた理由 タイプ別で変わってくる新潮流への適応方法
東洋経済オンライン / 2024年6月13日 7時10分
-
5あるファストフード店で「凡ミス」が続出…従業員の脳派や心拍数を計測してわかった"決定的な原因"
プレジデントオンライン / 2024年6月14日 9時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)