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秩父鉄道値上げへ 初乗り200円 急行料金も対象 一方で「据え置き」「ちょい値下げ」も

乗りものニュース / 2024年5月28日 14時42分

秩父鉄道の7800系電車(画像:写真AC)。

埼玉県を走る秩父鉄道が、運賃を値上げする方針です。

10月値上げへ

 埼玉県北部と秩父地方を走る秩父鉄道は2024年5月23日、旅客運賃上限変更に関する認可申請を国土交通省関東運輸局に提出したと発表しました。申請が認められれば、2024年10月1日に運賃を改定する方針といいます。

 普通運賃は、平均12.8%引き上げます。

 初乗りは現行の170円が200円に。具体的な区間だと、熊谷~寄居間は590円が700円に、熊谷~長瀞間は780円が850円に、長瀞~御花畑間は480円が550円に、羽生~三峰口間は1070円が1200円にそれぞれ改定される見込みです。

 通勤定期運賃も値上げしますが、一方で通学定期運賃は家計への負担を配慮し据え置きとします。

 急行料金は、現行の大人210円を300円に引き上げる一方、子供は現行110円を100円に引き下げます。急行回数券や急行定期券も同様に改定します。

 秩父鉄道によると、輸送人員は1996年度の1110万9千人から減少の一途をたどっており、コロナ禍の影響が大きかった2020年度は529万4千人まで落ち込んだといいます。

 そのうえで今後、列車運行管理システムの更新や駅連動装置更新などの設備保全を計画していますが、相当額の投資が必要で営業収支の悪化を招くといいます。また、既存設備の保全、エネルギー価格の上昇、沿線人口減少による輸送人員減少といった諸要因により鉄道事業の継続は難しいとし、運賃の値上げを申請するに至ったと説明しています。

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