1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

埼玉の“悪名高き渋滞ポイント”いよいよ変貌へ 準備の車線規制に注意! 全ての原因「途切れた高速側道」開通いつ?

乗りものニュース / 2024年5月30日 8時12分

国道122号「加倉(南)」交差点、2024年1月。直進レーンは渋滞している。左折のフリーレーンが5月27日から閉鎖となった(乗りものニュース編集部撮影)。

もうちょっとの辛坊ですが、岩槻IC利用者は注意!

「直進だけ詰まる」国道122号「加倉(南)」変貌へ

 さいたま市が2024年5月27日より、岩槻区の国道122号「加倉(南)」交差点にて、工事にともなう車線規制を開始しました。埼玉県内でもとりわけ“何とかして”との声が大きい渋滞ポイントに変化が生じています。

「加倉(南)」は、東北道の側道である国道122号と、国道16号が交わる交差点です。車線規制が始まったのは、このうち国道122号北行きの部分となります。

 従来の車線構成は、「左折フリーレーン/直進/右折/右折」でした。左折フリーレーンは、停止線の手前で左へ分岐している車線で、前方の信号に規制されずに左折することができます。しかし、工事に伴い左折フリーレーンを閉鎖。車線数は維持しつつ「左折/直進/右折/右折」の構成に変更したといいます。

 ここは左折するとすぐ、東北道の岩槻IC入口が存在。このため左折需要を考慮して左折フリーレーンとなっていたものの、左折車も直進車と同様、信号に従うこととなりました。

 そしてこの交差点、“直進だけ”異様に車列が伸びる渋滞ポイントとして知られています。

 なぜなら、その先の国道122号が県道2号(旧国道16号)と交わる「加倉(北)」交差点で、東北道の側道が突如として途切れるためです。ここから北を目指すクルマの渋滞が、「加倉(南)」交差点までずっと伸びてくることが多々あります。

 現在、この途切れた側道をつなげる「国道122号 蓮田岩槻バイパス」の工事が佳境を迎えており、今回の「加倉(南)」交差点の車線規制工事も、この開通前の準備のひとつとして行われています。

諸悪の根源「加倉(北)」の変貌はいつだ!?

 国道122号北行きは「加倉(北)」交差点で東北道の側道が途切れるため、いったん右折して東北道の高架をくぐり、対面通行となっている反対側の側道へ移るというクランク状の動きを強いられます。

 渋滞の最大の要因は、このクランク構造ゆえに信号が3段階になること。「国道122号北行き」「同南き」「県道側」と順番に青となるため、待ち時間が長いのです。

 では、「加倉(南)」交差点の車線規制と、「加倉(北)」交差点以北の側道工事はいつまで続くのでしょうか。

 さいたま市の北部建設事務所によると、「加倉(南)」交差点の規制は9月25日まで。これは、“国道事務所との協議期間”をもとに設定しているそうです。「加倉(北)」交差点以北の側道工事は来年1月31日まで継続するといいます。側道部の構造物はおおむね完成しているため、開通もこの前後と考えられます。

「加倉(南)」交差点の左折フリーレーンは、歩道の拡幅に使われるそうです。将来的にここの車線構成は「左折・直進/直進/右折/右折」に変更されるといいます。この時期も、「加倉(北)」以北の側道の開通前後に予定しているとのことです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください