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初来日! 新鋭トルコ軍艦、東京では一般公開も 実はウクライナ向けコルベットの原型

乗りものニュース / 2024年6月1日 17時12分

2024年6月、来日予定のトルコ海軍コルベット「クナルアダ」(画像:駐日トルコ大使館)。

東京と広島、そして和歌山にも。

来日はトータルで2週間

 駐日トルコ大使館は2024年5月27日、来日するトルコ海軍コルベット艦「クナルアダ」について、その寄港先と詳細な日程を発表しました。

「クナルアダ」は、2017年7月に進水、2019年2月に就役したトルコ海軍の新鋭コルベットです。船体サイズは全長99.56m、幅14.4m、排水量は2400トン。主機関はガスタービンエンジンとディーゼルエンジンの組み合わせで、速力は31ノット(約57.4km/h)です。

 おもな武装は、76mm速射砲1門、「ハープーン」対艦ミサイル8発、近距離対空ミサイル発射機1機、連装魚雷発射管などで、船体後部にはヘリコプターの発着甲板と格納庫を備え、対潜哨戒ヘリコプターを1機搭載することが可能です。

 同艦の訪日は、日本とトルコの国交樹立100周年事業の一環として行われるもので、6月中旬に日本へ到着するよう、すでに母港のイズミル海軍基地を出発しています。

 最初に立ち寄るのは、134年前に紀伊半島沖で遭難した「エルトゥールル号」の慰霊碑がある和歌山県串本町で、同地には6月8日~11日までの間、滞在するとのこと。その後東進し、6月12日~16日までは東京へ、そして18日~21日までは広島に、それぞれ親善寄港する予定です。

 なお、東京国際クルーズターミナルに接舷中の6月14日と15日の両日については、午前10時~12時(受付は11時半まで)、そして昼過ぎの14時~16時(受付は15時半まで)の時間限定で一般公開をするとしています。

 ちなみに、「クナルアダ」が属するアダ級コルベットは、トルコがウクライナ向けに建造を進めるヘーチマン・イヴァン・マゼーパ級の原型にもなっています。

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